【2021年最新版】テレビ・ラジオ放送技術者の平均年収はいくら? | 年代・役職別年収や仕事内容を徹底調査

最終更新日:


テレビ・ラジオ放送技術者は、「テレビやラジオの放送にあたって、映像や音声を用いて番組やCMを制作し、スケジュール通りに電波で送信したり、放送の高度化に向けた技術開発を行う」職業です (別名でテレビ放送技術員・放送中継係員・ラジオ放送技術員と呼ばれることもあります) 。
厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査によると、テレビ・ラジオ放送技術者の平均年収は496万円で、職業年収ランキング106位の平均年収となっています。 今回は、そんなテレビ・ラジオ放送技術者の年収を、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 是非最後まで読んで、職業選びの参考にしてくださいね!


目次


テレビ・ラジオ放送技術者の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

テレビ・ラジオ放送技術者の平均年収は、496万円でした(賃金構造基本統計調査より)。 全国平均の年収が436万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。 ここで、年代別の平均年収をみてみましょう。

年代別の平均年収

25~29歳の平均年収は423万円で、30~34歳になると455万円と平均年収が32万円プラスとなります。 さらに、40~45歳になると496万円で、50~54歳になると525万円となります。
※こちらの試算は、厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。

出世するといくら貰える?

次に、テレビ・ラジオ放送技術者の役職別平均年収をみてみましょう。 係長の平均年収は616万円、 課長の平均年収は805万円、 部長の平均年収は971万円となっており、 全国平均よりも高い水準となっています。


テレビ・ラジオ放送技術者ってどのくらいいるの?

平成27の国勢調査によると、テレビ・ラジオ放送技術者の就業者数は17020人でした。


テレビ・ラジオ放送技術者の平均年齢は?

令和2年の賃金構造基本統計調査によると、テレビ・ラジオ放送技術者の平均年齢は、41.5歳でした。 全職種全体の平均年齢が46.7歳であることを踏まえると、 他の職業と比較をしてやや若めの年齢であることが分かります。


テレビ・ラジオ放送技術者の学歴は?

テレビ・ラジオ放送技術者の学歴で最も比率が多いのは、大卒で、次に専門学校卒、修士課程卒となっています。 他の職業と比較をして学歴が高めの人が多い職業であることが分かります。


テレビ・ラジオ放送技術者ってどんな業務をするの?

テレビ・ラジオ放送技術者の業務として、主に以下の業務を行います。

  • スタジオや中継車を基地とした野外のイベントなどにおいて、番組制作のためにカメラ、マイクロホン、VTRなどの機材を配線し、操作する。
  • 中継場所から放送する際に映像や音声のための機材の据え付けや操作をする。
  • 放送事故が起きないように、放送機器の点検と整備をする。
  • 手工具を使い、装置の保護および小規模なメンテナンスをする。
  • 放送局への中継映像の送信状況を監視し、放送の質を維持するために装置の調整をする。

参考サイト一覧

こちらの記事は、以下のサイトを参考に作成をしています。 さらなる情報に興味がある人は、以下のサイトもチェックしてみて下さいね!

まとめ

今回の記事では、テレビ・ラジオ放送技術者の年収を中心に、年代別・役職別などの軸で徹底調査をしてきました。こちらの記事を元に、職種選びの参考にしてみて下さい。 また、他の職種についてさらに研究をしたい方は、他の記事もぜひ参考にしてみて下さい!