【2021年最新版】船舶機関士の平均年収はいくら？ | 年代・役職別年収や仕事内容を徹底調査
最終更新日：
船舶機関士は、「船舶の機関部で機関員を指揮しながら、エンジン（主機関）、発電機、ボイラー、その他の各種機器の管理を行う」職業です 。
厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査によると、船舶機関士の平均年収は443万円で、職業年収ランキング178位の平均年収となっています。
今回は、そんな船舶機関士の年収を、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。
是非最後まで読んで、職業選びの参考にしてくださいね！
目次
船舶機関士の平均年収はいくら？
平均年収のサマリー
船舶機関士の平均年収は、443万円でした（賃金構造基本統計調査より）。 全国平均の年収が436万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。 ここで、年代別の平均年収をみてみましょう。
年代別の平均年収
25~29歳の平均年収は378万円で、30~34歳になると407万円と平均年収が29万円プラスとなります。
さらに、40~45歳になると443万円で、50~54歳になると469万円となります。
※こちらの試算は、厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。
出世するといくら貰える？
次に、船舶機関士の役職別平均年収をみてみましょう。 係長の平均年収は550万円、 課長の平均年収は719万円、 部長の平均年収は867万円となっており、 全国平均よりも高い水準となっています。
船舶機関士ってどのくらいいるの？
平成27の国勢調査によると、船舶機関士の就業者数は6590人でした。
船舶機関士の平均年齢は？
令和2年の賃金構造基本統計調査によると、船舶機関士の平均年齢は、42.5歳でした。 全職種全体の平均年齢が46.7歳であることを踏まえると、 他の職業と比較をしてやや若めの年齢であることが分かります。
船舶機関士の学歴は？
船舶機関士の学歴で最も比率が多いのは、専門学校卒で、次に高卒、大卒となっています。
船舶機関士ってどんな業務をするの？
船舶機関士の業務として、主に以下の業務を行います。
- 機関の運転に関する計測記録を分析し、機関故障の防止に努める。
- 燃料・備品・消耗品を補給して次の航海に備える。
- 所定の時間に機関室を巡回し、機関部分の運転の点検をする。
- 異常が認められた場合には、応急処置を取り、原因を調査して機関長に報告する。
- 停泊中に主機関、発電機、ボイラーを整備する。
参考サイト一覧
こちらの記事は、以下のサイトを参考に作成をしています。 さらなる情報に興味がある人は、以下のサイトもチェックしてみて下さいね！まとめ
今回の記事では、船舶機関士の年収を中心に、年代別・役職別などの軸で徹底調査をしてきました。こちらの記事を元に、職種選びの参考にしてみて下さい。 また、他の職種についてさらに研究をしたい方は、他の記事もぜひ参考にしてみて下さい！