【2021年最新版】国際協力専門家の平均年収はいくら? | 年代・役職別年収や仕事内容を徹底調査

最終更新日:


国際協力専門家は、「国際協力の豊かな実務経験、リーダーシップ、人的ネットワーク等を基に、国際協力機構(JICA)や国連機関などが実施する各種国際協力事業に携わる」職業です 。
厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査によると、国際協力専門家の平均年収は496万円で、職業年収ランキング106位の平均年収となっています。 今回は、そんな国際協力専門家の年収を、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 是非最後まで読んで、職業選びの参考にしてくださいね!


目次


国際協力専門家の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

国際協力専門家の平均年収は、496万円でした(賃金構造基本統計調査より)。 全国平均の年収が436万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。 ここで、年代別の平均年収をみてみましょう。

年代別の平均年収

25~29歳の平均年収は423万円で、30~34歳になると455万円と平均年収が32万円プラスとなります。 さらに、40~45歳になると496万円で、50~54歳になると525万円となります。
※こちらの試算は、厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。

出世するといくら貰える?

次に、国際協力専門家の役職別平均年収をみてみましょう。 係長の平均年収は616万円、 課長の平均年収は805万円、 部長の平均年収は971万円となっており、 全国平均よりも高い水準となっています。


国際協力専門家ってどのくらいいるの?

平成27の国勢調査によると、国際協力専門家の就業者数は243990人でした。


国際協力専門家の平均年齢は?

令和2年の賃金構造基本統計調査によると、国際協力専門家の平均年齢は、41.5歳でした。 全職種全体の平均年齢が46.7歳であることを踏まえると、 他の職業と比較をしてやや若めの年齢であることが分かります。


国際協力専門家の学歴は?

国際協力専門家の学歴で最も比率が多いのは、大卒で、次に修士課程卒、博士課程卒となっています。 他の職業と比較をして学歴が高めの人が多い職業であることが分かります。


国際協力専門家ってどんな業務をするの?

国際協力専門家の業務として、主に以下の業務を行います。

  • 派遣に備え、国内で技術や知識を深める。
  • 派遣された国の言語や文化、社会制度を理解する。
  • 派遣された国の様々な人と交流し、人脈を広げる。
  • 派遣先国の政府(政策担当者)などに必要な助言や提案を行う。
  • 派遣先国の政府(政策担当者)と国の開発や復興のための計画を共に検討する。

参考サイト一覧

こちらの記事は、以下のサイトを参考に作成をしています。 さらなる情報に興味がある人は、以下のサイトもチェックしてみて下さいね!

まとめ

今回の記事では、国際協力専門家の年収を中心に、年代別・役職別などの軸で徹底調査をしてきました。こちらの記事を元に、職種選びの参考にしてみて下さい。 また、他の職種についてさらに研究をしたい方は、他の記事もぜひ参考にしてみて下さい!