【2021年最新版】通関士の平均年収はいくら? | 年代・役職別年収や仕事内容を徹底調査
最終更新日:
通関士は、「通関業者に所属し、貨物の輸出入の際の手続の専門家として、法令に基づき税関に提出する通関書類の審査などを行う」職業です 。
厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査によると、通関士の平均年収は496万円で、職業年収ランキング106位の平均年収となっています。
今回は、そんな通関士の年収を、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。
是非最後まで読んで、職業選びの参考にしてくださいね!
目次
通関士の平均年収はいくら?
平均年収のサマリー
通関士の平均年収は、496万円でした(賃金構造基本統計調査より)。 全国平均の年収が436万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。 ここで、年代別の平均年収をみてみましょう。
年代別の平均年収
25~29歳の平均年収は423万円で、30~34歳になると455万円と平均年収が32万円プラスとなります。
さらに、40~45歳になると496万円で、50~54歳になると525万円となります。
※こちらの試算は、厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。
出世するといくら貰える?
次に、通関士の役職別平均年収をみてみましょう。 係長の平均年収は616万円、 課長の平均年収は805万円、 部長の平均年収は971万円となっており、 全国平均よりも高い水準となっています。
通関士ってどのくらいいるの?
平成27の国勢調査によると、通関士の就業者数は243990人でした。
通関士の平均年齢は?
令和2年の賃金構造基本統計調査によると、通関士の平均年齢は、41.5歳でした。 全職種全体の平均年齢が46.7歳であることを踏まえると、 他の職業と比較をしてやや若めの年齢であることが分かります。
通関士の学歴は?
通関士の学歴で最も比率が多いのは、大卒で、次に高卒、専門学校卒となっています。
通関士ってどんな業務をするの?
通関士の業務として、主に以下の業務を行います。
- 輸出入者に代わって通関手続きを代行する。
- 輸出入貨物の品名、数量、価格などにより、適用税番・税率を決定し、課税価格の適否を確認する。
- 輸出入の際に、国内関係法令に基づく許可や承認が必要かを調べる。
- 輸出入申告書を作成して税関へ申告する。
- 税関での審査や検査の結果を受け、必要な事項を税関へ出向いて説明する。
参考サイト一覧
こちらの記事は、以下のサイトを参考に作成をしています。 さらなる情報に興味がある人は、以下のサイトもチェックしてみて下さいね!まとめ
今回の記事では、通関士の年収を中心に、年代別・役職別などの軸で徹底調査をしてきました。こちらの記事を元に、職種選びの参考にしてみて下さい。 また、他の職種についてさらに研究をしたい方は、他の記事もぜひ参考にしてみて下さい!