東京瓦斯の年収は695万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

最終更新日:


東京瓦斯の平均年収ランキングのまとめ

東京瓦斯株式会社は、東京都に本社を構える、電気・ガス業で事業を手掛ける企業です。 東京瓦斯の平均年収は695万円で、業界ランキング17位の平均年収となっています。 今回は、そんな東京瓦斯に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ東京瓦斯の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、東京瓦斯について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


おすすめコンテンツ


東京瓦斯の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の東京瓦斯の平均年収は、695万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

東京瓦斯の平均年収の推移

東京瓦斯の平均年収は直近7年間で、 +7.1%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

東京瓦斯の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は418万円で、 30~34歳になると495万円と平均年収が77万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると572万円で、40~45歳になると626万円40~45歳になると695万円となります。 そして、50~54歳になると739万円55~59歳になると730万円となります。

※こちらの試算は、東京瓦斯株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、東京瓦斯の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 東京瓦斯の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

東京瓦斯の業界内年収ランキング

東京瓦斯が属する業界である、「電気・ガス業」の上場企業平均年収は717万円でした。 そのため、東京瓦斯の平均年収は業界平均と比較をして 22万円低く、 業界内ランキングでは、30社中17位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

東京瓦斯のエリア内年収ランキング

東京瓦斯の本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、東京瓦斯の平均年収はエリア平均と比較をして 43万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中780位同程度の平均年収となっています。

以上、東京瓦斯の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

東京瓦斯でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

東京瓦斯のボーナス額の平均値は、111万円でした。 同業種の業界平均が115万円であることから、 4万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

東京瓦斯の役職別平均年収の比較

次に、東京瓦斯の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は862万円、 課長の平均年収は1127万円、 部長の平均年収は1359万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


東京瓦斯の生涯年収はいくら?

東京瓦斯の生涯年収ランキング

調査の結果、東京瓦斯の平均生涯年収は2.1億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 東京瓦斯の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで東京瓦斯株式会社で働いたと仮定して算出しています。


東京瓦斯の従業員調査

ここまで東京瓦斯の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

東京瓦斯の従業員数

東京瓦斯の従業員数比較

有価証券報告書によると、東京瓦斯の従業員数は、5958人でした。 電気・ガス業の従業情報員の平均従業員数が、2709人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが4位(30社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

東京瓦斯の従業員の平均勤続年数

東京瓦斯の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、東京瓦斯の平均勤続年数は、17.4年でした。 電気・ガス業の従業員の平均属年数が、18.0年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

東京瓦斯の従業員平均年齢

東京瓦斯の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、東京瓦斯の従業員の平均年齢は、42.6歳でした。 電気・ガス業の従業員の平均年齢が、42.8歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


東京瓦斯の事業展望

「せっかく東京瓦斯に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、東京瓦斯が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく東京瓦斯がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

東京瓦斯は、事業戦略として、「インパクトは広範かつ長期にわたることが想定される中にあっても、グループ経営ビジョン「Compass2030」の実現に向けた2020-2022年度グループ中期経営計画、「CompassAction」で掲げた施策及びコロナ禍を踏まえた東京ガスグループ経営改革の取り組みを着実に実行していく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 新型コロナウイルス感染症の終息時期は予測不能であり、及ぼす影響を見極めることは困難であるが、そうした経営環境が極めて不透明な中においても、ステークホルダーのみなさまに安心・安全を提供し、信頼していただく企業グループであり続けるために、以下3つの取り組みを引き続き進めていく
  • 国民生活・経済活動を維持するためのエネルギーの安定供給と安全確保を最優先に、今後も「ライフライン事業者としての公益的使命」と「子会社・協力企業を含めた従業員等の健康・安全への配慮」を両立させていく
  • 困難に直面しているお客さまや協力企業・取引先・従業員をはじめ、あらゆるステークホルダーに寄り添い、社会からの理解・共感を得られる活動・発信を実施していく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、東京瓦斯の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る東京瓦斯の将来性

東京瓦斯の売上高推移のグラフ

東京瓦斯は、主な事業として、を手がけています。 ここで、東京瓦斯の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は14.5%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、東京瓦斯の売上高ランキングは、 同業種で10位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る東京瓦斯の将来性

東京瓦斯の純利益高推移のグラフ

次に、東京瓦斯の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-67.0%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、東京瓦斯の売上高ランキングは、 同業種で7位業界を牽引している企業となっています。


東京瓦斯の競合企業は?

東京瓦斯と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
大阪瓦斯株式会社 658万円 電気・ガス業
九州電力株式会社 766万円 電気・ガス業
東北電力株式会社 793万円 電気・ガス業
東京電力ホールディングス株式会社 815万円 電気・ガス業
中国電力株式会社 799万円 電気・ガス業
北陸電力株式会社 718万円 電気・ガス業
関西電力株式会社 820万円 電気・ガス業
中部電力株式会社 857万円 電気・ガス業

電気・ガス業業界の企業年収ランキングは?

東京瓦斯が属する電気・ガス業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、電気・ガス業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 イーレックス株式会社 1036万円 126人
2位 株式会社レノバ 977万円 246人
3位 中部電力株式会社 857万円 3127人
4位 株式会社JERA 850万円 3910人
5位 関西電力株式会社 820万円 8633人
6位 東京電力ホールディングス株式会社 815万円 7113人
7位 中国電力株式会社 799万円 3703人
8位 電源開発株式会社 793万円 1785人
9位 東北電力株式会社 793万円 4927人
10位 メタウォーター株式会社 793万円 1655人

電気・ガス業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

東京瓦斯が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、東京瓦斯の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 東京瓦斯株式会社
設立年月日 1885年
会社ホームページ https://www.tokyo-gas.co.jp/recruit/diversity/index.html
所在地 東京都港区海岸1丁目5番20号
代表取締役社長 代表取締役社長  内田 高史
業種 電気・ガス業
事業内容 ガスの製造・供給および販売/ガス機器の製作・販売およびこれに関連する建設工事/冷温水および蒸気の地域供給/電気供給事業

東京瓦斯の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 東京瓦斯の創設年は1885年で139年の社歴を持っており、 電気・ガス業の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

1885年10月

東京府から瓦斯局の払い下げを受け、東京瓦斯会社創立

1893年7月

商法施行に伴い社名を東京瓦斯株式会社に変更

1894年1月

設立登記

1944~1945年

関東瓦斯㈱以下19社を合併吸収

 〃

空襲により、製造・供給設備等に甚大な被害を受ける

1953年5月

㈱呉服橋ビルディング設立(1989年6月 東京ガス都市開発㈱に社名変更)

1959年8月

関東ガス器具㈱(現 ㈱ガスター)設立

1960年2月

東京液化ガス㈱(現 東京ガスエネルギー㈱)設立

1961年8月

㈱関東配管設立(1985年8月 ㈱関配に社名変更)

1962年9月

本社地区熱量変更実施(3,600キロカロリーから5,000キロカロリーへ)

1966年5月

根岸LNG基地稼働開始

1968年4月

千葉ガス㈱子会社化

1969年11月

アメリカ(アラスカ)よりLNG(液化天然ガス)導入開始

1972年6月

天然ガスへの熱量変更作業開始(5,000キロカロリーから11,000キロカロリーへ)

1973年1月

ブルネイよりLNG導入開始

 〃  2月

袖ケ浦LNG基地稼働開始

 〃  10月

東京冷熱産業㈱(現 東京ガスケミカル㈱)設立

1974年8月

東京ガス・エンジニアリング㈱設立

1976年1月

天然ガス環状幹線(袖ケ浦~根岸間)稼動開始

 〃  7月

筑波学園ガス㈱子会社化

 〃  12月

東京酸素窒素㈱設立

1977年12月

東京湾海底幹線稼動開始

1983年2月

マレーシアよりLNG導入開始

 〃  4月

ティージー・クレジットサービス㈱(現 東京ガスリース㈱)設立

1984年2月

新本社ビル(港区海岸)落成、業務開始

1987年7月

㈱ティージー情報ネットワーク(現 東京ガスiネット㈱)設立

1988年10月

天然ガスへの熱量変更作業完了

1989年8月

オーストラリアよりLNG導入開始

1991年3月

東京エルエヌジータンカー㈱設立

 〃  7月

地域事業本部制開始

 〃  9月

東京ガス豊洲開発㈱設立(2013年4月 東京ガス用地開発㈱に社名変更)

1992年7月

パークタワーホテル㈱設立

1993年12月

ティージー・エンタープライズ㈱設立

1994年1月

インドネシアよりLNG導入開始

1998年10月

扇島LNG基地稼働開始

 〃  12月

カタールよりLNG導入開始

1999年6月

戦略本部制開始

 〃  11月

「2000~2004年度中期経営計画」策定

2001年6月

埼北幹線稼働開始

2002年2月

トーヨコエンジニアリング㈱子会社化

 〃  4月

東京ガス・カスタマーサービス㈱設立

 〃  5月

㈱ニジオ設立

 〃  6月

執行役員制度の導入、取締役会改革

 〃  7月

㈱エネルギーアドバンス設立

 〃  7月

㈱ティージー・アイティーサービス設立

 〃  7月

㈱関配リビングサービス(現 東京ガスリビングライン㈱)設立

 〃  10月

「2003~2007年度グループ中期経営計画フロンティア2007」策定

 〃  10月

TOKYO GAS AUSTRARIA PTY LTD設立

2003年4月

Tokyo Gas International Holdings B.V.設立

 〃  8月

㈱扇島パワー設立

 


まとめ

今回の記事では、東京瓦斯の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。