資生堂の年収は740万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【2024年最新版】
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株式会社資生堂は、東京都に本社を構える、化学で事業を手掛ける企業です。 資生堂の平均年収は740万円で、業界ランキング50位の平均年収となっています。 今回は、そんな資生堂に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ資生堂の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!
また、下記の記事では、資生堂について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!
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資生堂の平均年収はいくら?
平均年収のサマリー
2024年度の資生堂の平均年収は、740万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が624万円であることを考えると、
全国平均よりも高い水準となっています。
ここで、平均年収の推移をみてみましょう。
平均年収の推移
資生堂の平均年収は直近8年間で、 +3.2%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。
年代別の平均年収
次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は528万円で、
30~34歳になると608万円と平均年収が80万円プラスとなります。
さらに、35~39歳になると693万円で、40~45歳になると740万円、40~45歳になると792万円となります。
そして、50~54歳になると855万円、55~59歳になると854万円となります。
※こちらの試算は、株式会社資生堂が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている
賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。
詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。
ここまで、資生堂の平均年収のサマリーについてみてきました。
しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。
資生堂の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、
上位何位なのでしょうか?
それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!
ランキング
業界内ランキング
資生堂が属する業界である、「化学」の上場企業平均年収は656万円でした。
そのため、資生堂の平均年収は業界平均と比較をして
84万円高く、
業界内ランキングでは、228社中50位と比較的高い平均年収となっています。
次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!
エリア内ランキング
資生堂の本社がある東京都における上場企業の平均年収は664万円となります。
そのため、資生堂の平均年収はエリア平均と比較をして
76万円高く、
エリア内ランキングでは、2269社中614位と
比較的高い平均年収となっています。
以上、資生堂の年収ランキングについて見てきました。
ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。
それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!
資生堂でキャリアを重ねると
ボーナスはどれくらい貰える?
資生堂のボーナス額の平均値は、119万円でした。
同業種の業界平均が105万円であることから、
14万円程高い金額になっています。
出世するといくら貰える?
次に、資生堂の役職別平均年収をみてみましょう。
係長の平均年収は917万円、
課長の平均年収は1200万円、
部長の平均年収は1447万円と、
同業界の平均と比較をして
比較的高い水準にあることが分かります。
資生堂の生涯年収はいくら?
調査の結果、資生堂の平均生涯年収は2.5億円でした。
全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、
資生堂の生涯年収は
比較的高い水準となっています。
※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社資生堂で働いたと仮定して算出しています。
資生堂の従業員調査
ここまで資生堂の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。
資生堂の従業員数
有価証券報告書によると、資生堂の従業員数は、3952人でした。
化学の従業情報員の平均従業員数が、870人であることから、
業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが10位(228社中)であることからも、
かなり規模の大きい企業であることが分かります。
資生堂の従業員の平均勤続年数
有価証券報告書によると、資生堂の平均勤続年数は、10.7年でした。
化学の従業員の平均属年数が、15.4年であることから、
比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。
資生堂の従業員平均年齢
有価証券報告書によると、資生堂の従業員の平均年齢は、38.7歳でした。 化学の従業員の平均年齢が、41.8歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。
資生堂の勤務環境はブラック?それともホワイト?
ここまで、資生堂の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、資生堂の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!
資生堂の平均残業時間
資生堂の従業員の平均残業時間は、一月あたり17.3時間でした。 化学工業の従業員の平均残業時間が、18.4時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。
資生堂の有給休暇の取得日数
資生堂の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で14.2日でした。 化学工業の従業員の平均日数が、13.2日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。
資生堂の長時間労働是正のための取組内容
資生堂は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。
・働き方見直しガイドラインの活用
2011年度からはガイドライン(労働時間に関するKPIと目標)を示したうえで、国内の全ての事業所で働き方見直し活動に取り組んでいます。働き方見直しにあたっての事例集「働き方見直しガイドブック」を制作・配布し、社内の好事例の水平展開を推進。
・オフィス消灯施策の推進
国内全ての事業所※にて22時オフィス消灯を実施。なお、東京汐留オフィスでは20時消灯を推進。(※24時間操業や交替勤務を行う工場と店舗・店頭を除く)
・フレックスタイム制
・柔軟な働き方促進のためフレックスタイム制を導入。また一部の部門ではフレックスタイムにおけるコアタイム適用除外による余分な勤務時間を抑制。出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)
資生堂は女性にとって働きやすい?
資生堂が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!
資生堂の女性の育休取得率
資生堂の女性従業員の育休取得率は、96.4%でした。 化学工業の女性従業員の育休取得率が平均94.2%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。
資生堂の女性従業員の割合
資生堂の従業員に占める女性従業員の割合は、51.2%でした。 化学工業の女性従業員の割合が平均26.0%であることから、 比較的女性従業員が多いことが分かります。
資生堂の女性活躍を推進する取り組み
資生堂は次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。
・「WEPs(女性のエンパワーメント原則)」署名企業である
・企業トップが「30%CLUB JAPAN」初代会長に就任している出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)
資生堂の事業展望
「せっかく資生堂に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。
そのためにも、資生堂が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。
また、それだけでなく資生堂がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。
それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!
資生堂は、事業戦略として、「文中の記載内容のうち、歴史的事実でないものは、有価証券報告書提出日(2024年3月26日)現在における将来に関する見通しおよび計画に基づいた将来予測である」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。
- 将来予測には、リスクや不確定な要素などの要因が含まれており、実際の成果や業績などは、記載の見通しとは異なる可能性がある
業績分析
続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、資生堂の将来性を分析していきしょう!
売上額から見る資生堂の将来性
資生堂は、主な事業として、を手がけています。
ここで、資生堂の売上高推移についてみて見ましょう。
直近8年間の売上成長率は27.9%で、
高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、資生堂の売上高ランキングは、
同業種で28位と
業界を牽引している企業となっています。
純利益から見る資生堂の将来性
次に、資生堂の純利益推移についてみてみましょう。
直近8年間の純利益成長率は-48.8%で、
成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、資生堂の売上高ランキングは、
同業種で23位と
業界を牽引している企業となっています。
資生堂の競合企業は?
資生堂と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。
企業名 | 平均年収 | 事業内容 |
ユニ・チャーム株式会社 | 843万円 | 化学 |
ライオン株式会社 | 665万円 | 化学 |
日本パーカライジング株式会社 | 772万円 | 化学 |
DIC株式会社 | 753万円 | 化学 |
関西ペイント株式会社 | 783万円 | 化学 |
信越化学工業株式会社 | 854万円 | 化学 |
株式会社クレハ | 711万円 | 化学 |
株式会社ニフコ | 649万円 | 化学 |
三井化学株式会社 | 838万円 | 化学 |
セントラル硝子株式会社 | 643万円 | 化学 |
化学業界の企業年収ランキングは?
資生堂が属する化学業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、化学業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!
順位 | 企業名 | 平均年収 | 従業員数 |
1位 | ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社 | 1441万円 | 10人 |
2位 | 昭和電工株式会社 | 1026万円 | 348人 |
3位 | 富士フイルムホールディングス株式会社 | 1017万円 | 815人 |
4位 | 日本ペイントホールディングス株式会社 | 977万円 | 54人 |
5位 | 日本酸素ホールディングス株式会社 | 960万円 | 81人 |
6位 | 株式会社三菱ケミカルホールディングス | 949万円 | 223人 |
7位 | 積水化学工業株式会社 | 897万円 | 2761人 |
8位 | 住友化学株式会社 | 883万円 | 6488人 |
9位 | 東京応化工業株式会社 | 872万円 | 1355人 |
10位 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 871万円 | 2461人 |
化学業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!
東京都の企業年収ランキングは?
資生堂が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!
順位 | 企業名 | 平均年収 | 従業員数 |
1位 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 2735万円 | 731人 |
2位 | M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 | 2478万円 | 206人 |
3位 | ヒューリック株式会社 | 1907万円 | 222人 |
4位 | 株式会社ドリームインキュベータ | 1776万円 | 120人 |
5位 | 株式会社光通信 | 1682万円 | 7人 |
6位 | インテグラル株式会社 | 1657万円 | 71人 |
7位 | 三菱商事株式会社 | 1631万円 | 4629人 |
8位 | 株式会社リゾート&メディカル | 1560万円 | 2人 |
9位 | そーせいグループ株式会社 | 1541万円 | 41人 |
10位 | 株式会社テレビ東京ホールディングス | 1522万円 | 102人 |
東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!
企業データ
最後に、資生堂の企業データについて調査した結果を記載します。
項目 | 詳細 |
会社名 | 株式会社資生堂 |
設立年月日 | 1927年 |
会社ホームページ | http://www.shiseido.co.jp/ |
所在地 | 東京都中央区銀座7丁目5番5号 |
代表取締役社長 | 代表取締役社長 兼 CEO 魚 谷 雅 彦 |
業種 | 化学 |
事業内容 | 化粧品、業務用化粧品、石鹸、シャンプー、リンス、医薬品などの製造販売、輸出入 |
資生堂の歴史
歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 資生堂の創設年は1927年で97年の社歴を持っており、 化学の中では 比較的長い社歴を持っています。
年月 |
事項 |
1872年9月 |
東京銀座に「資生堂薬局」として創業 |
1888年1月 |
わが国最初の練り歯磨「福原衛生歯磨石鹸」を発売 |
1897年1月 |
オイデルミンを発売し化粧品事業へ進出 |
1915年9月 |
商標「花椿」制定 |
1923年12月 |
チェインストア制度を採用 |
1927年6月 |
合資会社を株式会社組織に変更 |
1927年8月 |
販売会社制度を採用 |
1937年1月 |
資生堂花椿会(現、花椿CLUB)発足 |
1939年9月 |
資生堂化学研究所(のちのグローバルイノベーションセンター)完成 |
1948年12月 |
大阪資生堂㈱(現、大阪工場)設立 |
1949年5月 |
東京証券取引所に株式を上場 |
1957年6月 |
台湾資生堂設立(翌年4月製造開始) |
1959年10月 |
資生堂商事㈱(資生堂ファイントイレタリー㈱へ商号変更ののち㈱エフティ資生堂に吸収合併)設立 |
1959年11月 |
大船工場(のちに鎌倉工場)完成 |
1965年8月 |
資生堂コスメティックス(アメリカ)(のちに資生堂インターナショナルCorp.(現商号、資生堂アメリカズCorp.)に統合)設立 |
1968年6月 |
資生堂コスメティチ(イタリア)S.p.A.(現商号、資生堂イタリア)設立 |
1975年7月 |
掛川工場完成(同年10月稼動) |
1980年7月 |
資生堂ドイチュラントGmbH(現商号、資生堂ドイツ)設立 |
1983年1月 |
久喜工場完成 |
1986年2月 |
フランス カリタ社買収 |
1987年8月 |
資生堂薬品㈱設立 |
1988年8月 |
資生堂インターナショナルCorp.(現商号、資生堂アメリカズCorp.)設立 |
1988年9月 |
米国ゾートス社を買収 |
1989年3月 |
決算日を11月30日から3月31日に変更 |
1990年1月 |
資生堂アメリカInc.設立 |
1990年10月 |
ボーテプレステージインターナショナルS.A.(現商号、資生堂EMEA)をフランスに設立 |
1991年10月 |
フランス ジアン工場竣工 |
1991年11月 |
資生堂コスメニティー㈱(現商号、資生堂フィティット㈱)設立 |
1991年12月 |
中国・北京麗源公司と合弁会社資生堂麗源化粧品有限公司を設立 |
1995年4月 |
販売会社15社を合併し、資生堂化粧品販売㈱(のちに資生堂販売㈱を経て、現商号、資生堂ジャパン㈱)とする |
1995年12月 |
㈱資生堂インターナショナル設立 |
1996年12月 |
米国ヘレンカーチス社の北米プロフェッショナル事業部門を買収 |
1998年2月 |
上海に合作会社 上海卓多姿中信化粧品有限公司(現商号、資生堂化妆品制造有限公司)を設立 |
1998年8月 |
米国ラモア社のプロフェッショナル事業部門を買収 |
1998年9月 |
香港に合弁会社 資生堂大昌行化粧品有限公司(現商号、資生堂香港有限公司)設立 |
2000年5月 |
フランス ラボラトワールデクレオール社を資本傘下に |
|
ブリストル・マイヤーズスクイブ社「シーブリーズ」ブランドを買収 |
|
米国「ナーズ」ブランドを買収 |
2000年10月 |
㈱エフティ資生堂設立、パーソナルケア事業を㈱資生堂から同社に営業譲渡 |
2001年12月 |
米国ジョイコ・ラボラトリーズ社(のちにゾートスインターナショナルInc.に統合)を買収 |
2003年4月 |
大阪資生堂㈱(現、大阪工場)および資生堂化工㈱(のちに板橋工場)の両生産会社を㈱資生堂が吸収合併 |
2003年12月 |
上海に持株会社資生堂(中国)投資有限公司を設立 |
2004年10月 |
資生堂プロフェッショナル㈱設立 |
2006年3月 |
舞鶴工場、板橋工場の2工場を閉鎖 |
2007年4月 |
資生堂物流サービス㈱を㈱日立物流に譲渡、物流業務を同社にアウトソーシング |
2008年1月 |
資生堂リース㈱を東京リース㈱(現商号、東京センチュリー㈱)に譲渡 |
2008年4月 |
資生堂ベトナムInc.設立 |
まとめ
今回の記事では、資生堂の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。
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出典
- 厚生労働省:毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査)
- 厚生労働省:国民生活基礎調査
- 厚生労働省:賃金構造基本統計調査
- 厚生労働省:職業情報提供サイト(日本版O-NET)
- 国税庁:民間給与実態統計調査
- 総務省統計局:家計調査(家計収支)
- 人事院:職種別民間給与実態調査
- 金融庁:EDINET
- 厚生労働省発表:女性の活躍推進企業データベースオープンデータ