SBI証券の年収は945万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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SBI証券の平均年収ランキングのまとめ

株式会社SBI証券は、東京都に本社を構える、証券、商品先物取引業で事業を手掛ける企業です。 SBI証券の平均年収は945万円で、業界ランキング16位の平均年収となっています。 今回は、そんなSBI証券に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つSBI証券の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、SBI証券について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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SBI証券の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のSBI証券の平均年収は、945万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

SBI証券の平均年収の推移

SBI証券の平均年収は直近5年間で、 +16.8%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

SBI証券の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は573万円で、 30~34歳になると717万円と平均年収が144万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると835万円で、40~45歳になると908万円40~45歳になると945万円となります。 そして、50~54歳になると1029万円55~59歳になると904万円となります。

※こちらの試算は、株式会社SBI証券が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、SBI証券の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 SBI証券の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

SBI証券の業界内年収ランキング

SBI証券が属する業界である、「証券、商品先物取引業」の上場企業平均年収は879万円でした。 そのため、SBI証券の平均年収は業界平均と比較をして 66万円高く、 業界内ランキングでは、50社中16位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

SBI証券のエリア内年収ランキング

SBI証券の本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、SBI証券の平均年収はエリア平均と比較をして 293万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中170位比較的高い平均年収となっています。

以上、SBI証券の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

SBI証券でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

SBI証券のボーナス額の平均値は、152万円でした。 同業種の業界平均が141万円であることから、 11万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

SBI証券の役職別平均年収の比較

次に、SBI証券の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は1172万円、 課長の平均年収は1532万円、 部長の平均年収は1847万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


SBI証券の生涯年収はいくら?

SBI証券の生涯年収ランキング

調査の結果、SBI証券の平均生涯年収は3.0億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 SBI証券の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社SBI証券で働いたと仮定して算出しています。


SBI証券の従業員調査

ここまでSBI証券の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

SBI証券の従業員数

SBI証券の従業員数比較

有価証券報告書によると、SBI証券の従業員数は、829人でした。 証券、商品先物取引業の従業情報員の平均従業員数が、375人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが4位(50社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

SBI証券の従業員の平均勤続年数

SBI証券の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、SBI証券の平均勤続年数は、6.9年でした。 証券、商品先物取引業の従業員の平均属年数が、10.2年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

SBI証券の従業員平均年齢

SBI証券の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、SBI証券の従業員の平均年齢は、44.8歳でした。 証券、商品先物取引業の従業員の平均年齢が、43.9歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


SBI証券の事業展望

「せっかくSBI証券に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、SBI証券が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくSBI証券がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

SBI証券は、事業戦略として、「リスク管理面では、業容拡大に合わせたリスク管理態勢の構築や近年増加傾向にあるインターネット金融犯罪・サイバー攻撃への対策が課題となっており、保有資産に即した信用リスク・金利リスク・流動性リスク等の管理態勢の強化、高度化を進めるとともに、CSIRT専任部門を通じたセキュリティ対策の強化、顧客保護対策を一層進めていく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • コンプライアンス面では、口座数及び約定件数の増加等の業容拡大や新しい金融商品・サービスの導入等に加えて、益々高まる社会的要請にいかにして対応していくかが課題となっており、社内規程や社員研修等の管理態勢のより一層の充実を図ることで、コンプライアンス態勢の高度化に努めていく
  • システム面では、ビジネスの生命線であるシステムの安全性をいかにして確保するかが課題となっており、開発リスクの極小化、障害の未然防止策・発生時の拡大防止策の高度化を進めるとともに、利便性の高いサービスを提供することを第一に、将来のビジネスモデル実現に相応しいシステムの検討を進めていく
  • 金融・ITの技術は絶えず進化を続けており、AI、IoT、ビッグデータ、ロボティクスのほか、FinTechの中核技術であるブロックチェーン等の分野での新技術開発が進展しているなか、これらの技術革新に遅れをとることなく、いち早く適応していくことが課題となっている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、SBI証券の将来性を分析していきしょう!

純利益から見るSBI証券の将来性

SBI証券の純利益高推移のグラフ

次に、SBI証券の純利益推移についてみてみましょう。 直近5年間の純利益成長率は18.2%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、SBI証券の売上高ランキングは、 同業種で4位業界を牽引している企業となっています。


SBI証券の競合企業は?

SBI証券と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
東洋証券株式会社 639万円 証券、商品先物取引業
エース証券株式会社 711万円 証券、商品先物取引業
丸三証券株式会社 706万円 証券、商品先物取引業
今村証券株式会社 792万円 証券、商品先物取引業
三菱UFJ証券ホールディングス株式会社 1006万円 証券、商品先物取引業
水戸証券株式会社 674万円 証券、商品先物取引業
いちよし証券株式会社 650万円 証券、商品先物取引業
極東証券株式会社 886万円 証券、商品先物取引業
株式会社大和証券グループ本社 1219万円 証券、商品先物取引業
松井証券株式会社 915万円 証券、商品先物取引業

証券、商品先物取引業業界の企業年収ランキングは?

SBI証券が属する証券、商品先物取引業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、証券、商品先物取引業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 野村ホールディングス株式会社 1440万円 187人
3位 株式会社マーキュリアホールディングス 1282万円 17人
4位 株式会社マーキュリアインベストメント 1264万円 46人
5位 みらい證券株式会社 1260万円 2人
6位 ジャフコ グループ株式会社 1252万円 108人
7位 株式会社大和証券グループ本社 1219万円 569人
8位 株式会社岡三証券グループ 1177万円 40人
9位 大和証券株式会社 1140万円 8674人
10位 GMOフィナンシャルホールディングス株式会社 1080万円 138人

証券、商品先物取引業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

SBI証券が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、SBI証券の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社SBI証券
設立年月日 1944年
会社ホームページ https://www.sbisec.co.jp/
所在地 東京都港区六本木1丁目6番1号
代表取締役社長 代表取締役社長  髙村 正人
業種 証券、商品先物取引業
事業内容 金融商品取引業

SBI証券の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 SBI証券の創設年は1944年で80年の社歴を持っており、 証券、商品先物取引業の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

年月

事項

1944年3月

東京都中央区日本橋茅場町にて大沢証券㈱設立(資本金1,000千円)

1949年4月

東京証券取引所の正会員権を取得する

1968年4月

証券取引法改正により免許制となり、免許取得

1984年1月

全店オンライン・システム導入

1998年10月

ソフトバンク㈱とE*TRADE Group, Inc.(米国法人・現E*TRADE Financial Holdings, LLC)が出資するイー・トレード㈱の100%子会社となる

1998年12月

金融システム改革法に基づき証券業登録(登録番号:関東財務局長(証)第6号)、日本投資者保護基金に加入

1999年4月

大沢証券㈱からイー・トレード証券㈱へ商号変更

本店を東京都千代田区神田神保町三丁目12番地3に移転するとともに、熊谷支店にコールセンターを開設、コールセンター営業開始

1999年7月

当社として初の引受業務を行う

1999年10月

インターネット取引を開始する

インターネットによる新規公開株募集のブックビルディング受付を開始する

1999年11月

コールセンターにおいて信用取引を開始する

2000年1月

増資により資本金3,001,000千円となり元引受業務に係る引受金額制限が撤廃される

2000年4月

大阪証券取引所の正会員権を取得する

2000年11月

インターネットによる信用取引を開始する

2002年5月

インターネットによる国債の募集・販売を開始する

2003年2月

本店を東京都港区六本木一丁目6番1号に移転

2003年3月

福岡証券取引所の特定正会員に加入する

2003年4月

外国為替保証金取引のサービスを開始する

名古屋証券取引所の総合取引資格を取得する

2003年6月

当時の親会社イー・トレード㈱がソフトバンク・インベストメント㈱(現 SBIホールディングス㈱)と合併したことにより、ソフトバンク・インベストメント㈱(現 SBIホールディングス㈱)の子会社となる

2003年8月

米国株式取引のサービスを開始する

2004年3月

インターネットによる先物・オプション取引のサービスを開始する

2004年4月

無期限信用(一般信用)取引及びJASDAQ制度信用取引を開始する

2004年11月

日本証券業協会に株式を店頭登録

2004年12月

ジャスダック証券取引所の取引資格を取得する

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2005年3月

㈱ネクシィーズと証券仲介業を展開する㈱ネクシィーズ・トレードを設立する(出資比率39.0%)

韓国においてオンライン証券業を営むE*TRADE Korea Co.,Ltd.の株式(同社発行済株式総数の
87.0%)を取得し子会社とする

中国株式取引のサービスを開始する

2005年4月

当社を存続会社としてフィデス証券㈱と合併する

2005年5月

子会社E*TRADE Korea Co.,Ltd.と提携し韓国株式取引のサービスを開始する

2005年9月

札幌証券取引所の特定正会員に加入する

 

新規株式公開における引受主幹事業務を開始する

2005年11月

子会社E*TRADE Korea Co.,Ltd.が当社と提携し日本株式取引のサービスを開始する

 

㈱ネクシィーズ・トレードの株式を一部譲渡したことにより関連会社に該当しなくなる

2006年7月

イー・トレード証券㈱からSBIイー・トレード証券㈱へ商号変更

2006年8月

確定拠出年金の運営管理業務を営むSBIベネフィット・システムズ㈱の株式(同社発行済株式総数の87.0%)を取得し子会社とする

2007年2月

子会社E*TRADE Korea Co.,Ltd.が韓国KOSDAQ市場に株式を上場

2007年3月

金融取引システムの開発、販売及び保守業務を営むトレイダーズフィナンシャルシステムズ㈱(現 SBIトレードウィンテック㈱)の株式(同社発行済株式総数の20.0%)を取得し関連会社とする


まとめ

今回の記事では、SBI証券の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。