リクルートホールディングスの年収は997万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

最終更新日:


リクルートホールディングスの平均年収ランキングのまとめ

株式会社リクルートホールディングスは、東京都に本社を構える、サービス業で事業を手掛ける企業です。 リクルートホールディングスの平均年収は997万円で、業界ランキング16位の平均年収となっています。 今回は、そんなリクルートホールディングスに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つリクルートホールディングスの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、リクルートホールディングスについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


おすすめコンテンツ


リクルートホールディングスの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のリクルートホールディングスの平均年収は、997万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が624万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

リクルートホールディングスの平均年収の推移

リクルートホールディングスの平均年収は直近7年間で、 +10.3%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

リクルートホールディングスの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は619万円で、 30~34歳になると757万円と平均年収が138万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると913万円で、40~45歳になると997万円40~45歳になると1029万円となります。 そして、50~54歳になると1137万円55~59歳になると1138万円となります。

※こちらの試算は、株式会社リクルートホールディングスが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、リクルートホールディングスの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 リクルートホールディングスの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

リクルートホールディングスの業界内年収ランキング

リクルートホールディングスが属する業界である、「サービス業」の上場企業平均年収は546万円でした。 そのため、リクルートホールディングスの平均年収は業界平均と比較をして 451万円高く、 業界内ランキングでは、647社中16位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

リクルートホールディングスのエリア内年収ランキング

リクルートホールディングスの本社がある東京都における上場企業の平均年収は664万円となります。
そのため、リクルートホールディングスの平均年収はエリア平均と比較をして 333万円高く、 エリア内ランキングでは、2269社中159位比較的高い平均年収となっています。

以上、リクルートホールディングスの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

リクルートホールディングスでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

リクルートホールディングスのボーナス額の平均値は、160万円でした。 同業種の業界平均が87万円であることから、 73万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

リクルートホールディングスの役職別平均年収の比較

次に、リクルートホールディングスの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は1236万円、 課長の平均年収は1616万円、 部長の平均年収は1949万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


リクルートホールディングスの生涯年収はいくら?

リクルートホールディングスの生涯年収ランキング

調査の結果、リクルートホールディングスの平均生涯年収は3.3億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 リクルートホールディングスの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社リクルートホールディングスで働いたと仮定して算出しています。


リクルートホールディングスの従業員調査

ここまでリクルートホールディングスの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

リクルートホールディングスの従業員数

リクルートホールディングスの従業員数比較

有価証券報告書によると、リクルートホールディングスの従業員数は、136人でした。 サービス業の従業情報員の平均従業員数が、648人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが334位(647社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

リクルートホールディングスの従業員の平均勤続年数

リクルートホールディングスの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、リクルートホールディングスの平均勤続年数は、8.3年でした。 サービス業の従業員の平均属年数が、8.6年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

リクルートホールディングスの従業員平均年齢

リクルートホールディングスの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、リクルートホールディングスの従業員の平均年齢は、38.9歳でした。 サービス業の従業員の平均年齢が、40.4歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


リクルートホールディングスの勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、リクルートホールディングスの平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、リクルートホールディングスの勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

リクルートホールディングスにおける従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

リクルートホールディングスの平均残業時間

リクルートホールディングスの従業員の平均残業時間は、一月あたり9.5時間でした。 サービス業(他に分類されないもの)の従業員の平均残業時間が、13.6時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

リクルートホールディングスの従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で12.1日でした。 サービス業(他に分類されないもの)の従業員の平均日数が、12.1日であることから、 比較的有給休暇をとりにくいことが分かります。

リクルートホールディングスの長時間労働是正のための取組内容

リクルートホールディングスは次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

・働き方変革を進め、2021年4月時点で国内グループ4社、約2.1万人がリモートワークを活用し、時間や場所に捉われない柔軟な働き方を実現(うち一部企業では、上限日数なし、雇用形態に関わらず、派遣社員を含む全ての従業員が利用可とする運用としている)

・労働時間削減のため、前月の労働時間実績と、労働時間アラートを毎月、個人ごとに配信。労働時間が一定基準を超過するごとに本人・上長にも随時アラートが上がり、上長を交えて業務状況を見直す仕組みとすることで長時間労働を抑制

・フレックスタイム制の導入。仮想デスクトップへのログイン時間が勤怠に反映され、労働時間の過少・過大申告を防止

・サテライトオフィスを導入(2021年4月時点398拠点)し、通勤の負担を減らすなど家庭と仕事の両立を支援

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


リクルートホールディングスは女性にとって働きやすい?

リクルートホールディングスが女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

リクルートホールディングスにおける女性の育休取得率と女性従業員の割合

リクルートホールディングスの女性の育休取得率

リクルートホールディングスの女性従業員の育休取得率は、88.3%でした。 サービス業(他に分類されないもの)の女性従業員の育休取得率が平均76.8%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

リクルートホールディングスの女性従業員の割合

リクルートホールディングスの従業員に占める女性従業員の割合は、50.1%でした。 サービス業(他に分類されないもの)の女性従業員の割合が平均39.4%であることから、 比較的女性従業員が多いことが分かります。

リクルートホールディングスの女性活躍を推進する取り組み

リクルートホールディングスは次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

施策の詳細は、当社ホームページをご覧ください。
https://recruit-holdings.co.jp/sustainability/people-workplace/diversity/

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


リクルートホールディングスの事業展望

「せっかくリクルートホールディングスに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、リクルートホールディングスが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくリクルートホールディングスがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

リクルートホールディングスは、事業戦略として、「前提として、企業活動において、階級、人種、肌の色、性別、言語、宗教、ジェンダー、年齢、政治的・その他の意見、国民的若しくは社会的出身、国籍、財産、性的指向、性自認、障がい、出生等を理由とした差別や人権侵害を行わないよう努め、すべての人々へ平等な機会を提供し、その人らしい生き方・働き方を尊重する「リクルートグループ人権方針」を定めている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 具体的には、及びメディア&ソリューションSBUの統括会社である㈱リクルートでは、従業員の可能性に期待し役割を定める「ミッショングレード制度」、個人の意志を起点としてスキル向上とミッション実現を接続する「Will-Can-Mustマネジメント」、従業員ひとり一人の育成方針を議論する「人材開発委員会」を軸として人材マネジメントを行っている
  • データセキュリティ・データプライバシー対応をトップリスクと定め、保有するデータを重要性に応じて分類し、事業内容や国・地域ごとの法規制や保護すべき情報資産の特性に応じて必要な体制や施策を整備している
  • 役員と従業員、グループ会社の派遣サービスに登録している方々を直接の保護の対象と位置付けて「リクルートグループ人権方針」を掲げ、その中に急速なテクノロジーの発達によって影響を受ける人権の保護を含めている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、リクルートホールディングスの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るリクルートホールディングスの将来性

リクルートホールディングスの売上高推移のグラフ

リクルートホールディングスは、主な事業として、臨時従業員数(名)・HRテクノロジー・メディア&ソリューション・人材派遣を手がけています。 ここで、リクルートホールディングスの売上高推移についてみて見ましょう。 直近3年間の売上成長率は7.0%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、リクルートホールディングスの売上高ランキングは、 同業種で1位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るリクルートホールディングスの将来性

リクルートホールディングスの純利益高推移のグラフ

次に、リクルートホールディングスの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-56.3%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、リクルートホールディングスの売上高ランキングは、 同業種で11位業界を牽引している企業となっています。


リクルートホールディングスの競合企業は?

リクルートホールディングスと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
テクノプロ・ホールディングス株式会社 635万円 サービス業
株式会社デジタルハーツホールディングス 674万円 サービス業
株式会社電通グループ 1341万円 サービス業
株式会社イルグルム 634万円 サービス業
株式会社イオレ 524万円 サービス業
株式会社インティメート・マージャー 640万円 サービス業
株式会社ベクトル 657万円 サービス業
株式会社Success Holders 500万円 サービス業
株式会社ツカダ・グローバルホールディング 500万円 サービス業
株式会社ベネッセホールディングス 966万円 サービス業

サービス業業界の企業年収ランキングは?

リクルートホールディングスが属するサービス業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、サービス業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2478万円 206人
2位 株式会社ドリームインキュベータ 1776万円 120人
3位 株式会社ストライク 1514万円 278人
4位 株式会社電通グループ 1341万円 164人
5位 フロンティア・マネジメント株式会社 1268万円 328人
6位 EPSホールディングス株式会社 1253万円 59人
7位 株式会社日本M&Aセンター 1243万円 653人
8位 RPAホールディングス株式会社 1187万円 11人
9位 ケネディクス株式会社 1160万円 67人
10位 株式会社アイ・アールジャパンホールディングス 1141万円 6人

サービス業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

リクルートホールディングスが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2478万円 206人
3位 ヒューリック株式会社 1907万円 222人
4位 株式会社ドリームインキュベータ 1776万円 120人
5位 株式会社光通信 1682万円 7人
6位 インテグラル株式会社 1657万円 71人
7位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
8位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
9位 そーせいグループ株式会社 1541万円 41人
10位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、リクルートホールディングスの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社リクルートホールディングス
会社ホームページ https://recruit-holdings.co.jp/
所在地 東京都中央区銀座8丁目4番17号
代表取締役社長 代表取締役社長 兼 CEO 出木場 久征
業種 サービス業
事業内容 リクルートグループの経営方針策定・経営管理

リクルートホールディングスの歴史

歴史をもっと見る

 


 

組織の沿革

 

当社は1960年3月、東京都港区において大学新聞に各企業の求人広告を掲載することを目的として、現在の㈱リクルートホールディングスの前身である「大学新聞広告社」を創業しました。その後、大学新聞複数紙の広告を一手に取り扱う契約を締結し、1960年10月に法人組織、㈱大学広告を設立しました。1962年、「企業への招待」を創刊しました。1963年4月、㈱日本リクルートメントセンターに社名を変更しました。同年8月、㈱日本リクルートセンターとして当社を設立しました。(以降の組織の沿革については、年表をご参照ください)

 

 


 

事業領域の拡大

 

1960年に大学新聞専門の広告代理店として創業。その2年後、大学生への求人情報だけを集めた「企業への招待」を発行し、個人ユーザーと企業クライアントをつなぐビジネスモデル「リボンモデル」を確立しました。中途採用、人材紹介、人材派遣等人材関連事業を拡げるほか、進学、住宅、中古車、結婚等のライフイベント領域へ、そして旅行、飲食、美容等の日常消費領域へと事業を拡大し、近年では、SaaS(Software as a Service)を活用し、小売店や飲食店を含む中小企業クライアントに対する業務・経営支援サービスに事業領域を拡大しています。

 

 


 

情報のデジタル化

 

当社は、一般的にはまだ導入が珍しかった時代からコンピュータを導入し、情報のデジタル化を通じた業務の迅速化と効率化を実践し続けてきました。1980年代のスーパーコンピュータの研究等を経て、1990年代には紙メディア(情報誌)をインターネットへ、そしてモバイルへと転換しました。情報をより手軽且つスピーディに届けられるようにしただけでなく、革新的なオンライン予約管理システムを開発する等、個人ユーザーと企業クライアントに情報のデジタル化を通じた圧倒的な利便性を提供することを目指し、現在、クラウドを活用したSaaSソリューションの拡大を加速しています。

 

 


 

グローバリゼーション

 

2000年代からグローバル市場への事業展開を推進し始め、当初は結婚関連の事業を中国で展開したものの、数年で撤退。しかしこの経験が、以降のM&Aを通じた海外事業戦略に活かされ、米国The CSI Companies, Inc.の買収以降、人材派遣事業における買収を加速しました。買収した組織の生産性向上に取組みながら、欧州・豪州を含む世界各国に事業を拡大するとともに、2012年のIndeed, Inc.2018年のGlassdoor, Inc.の買収により、HRテクノロジー事業が新たに加わり、グループ全体の成長を牽引しています。また、サービス展開が60か国以上に拡大しました。

 

 


まとめ

今回の記事では、リクルートホールディングスの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。