日本酒類販売の年収は592万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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日本酒類販売の平均年収ランキングのまとめ

日本酒類販売株式会社は、東京都に本社を構える、卸売業で事業を手掛ける企業です。 日本酒類販売の平均年収は592万円で、業界ランキング205位の平均年収となっています。 今回は、そんな日本酒類販売に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ日本酒類販売の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、日本酒類販売について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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日本酒類販売の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の日本酒類販売の平均年収は、592万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

日本酒類販売の平均年収の推移

日本酒類販売の平均年収は直近7年間で、 -0.7%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

日本酒類販売の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は404万円で、 30~34歳になると450万円と平均年収が46万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると508万円で、40~45歳になると558万円40~45歳になると592万円となります。 そして、50~54歳になると641万円55~59歳になると616万円となります。

※こちらの試算は、日本酒類販売株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、日本酒類販売の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 日本酒類販売の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

日本酒類販売の業界内年収ランキング

日本酒類販売が属する業界である、「卸売業」の上場企業平均年収は626万円でした。 そのため、日本酒類販売の平均年収は業界平均と比較をして 34万円低く、 業界内ランキングでは、369社中205位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

日本酒類販売のエリア内年収ランキング

日本酒類販売の本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、日本酒類販売の平均年収はエリア平均と比較をして 60万円低く、 エリア内ランキングでは、2266社中1379位同程度の平均年収となっています。

以上、日本酒類販売の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

日本酒類販売でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

日本酒類販売のボーナス額の平均値は、95万円でした。 同業種の業界平均が100万円であることから、 5万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

日本酒類販売の役職別平均年収の比較

次に、日本酒類販売の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は734万円、 課長の平均年収は960万円、 部長の平均年収は1157万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


日本酒類販売の生涯年収はいくら?

日本酒類販売の生涯年収ランキング

調査の結果、日本酒類販売の平均生涯年収は1.9億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 日本酒類販売の生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで日本酒類販売株式会社で働いたと仮定して算出しています。


日本酒類販売の従業員調査

ここまで日本酒類販売の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

日本酒類販売の従業員数

日本酒類販売の従業員数比較

有価証券報告書によると、日本酒類販売の従業員数は、748人でした。 卸売業の従業情報員の平均従業員数が、469人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが51位(369社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

日本酒類販売の従業員の平均勤続年数

日本酒類販売の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、日本酒類販売の平均勤続年数は、20.5年でした。 卸売業の従業員の平均属年数が、13.5年であることから、 一度日本酒類販売に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

日本酒類販売の従業員平均年齢

日本酒類販売の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、日本酒類販売の従業員の平均年齢は、43.5歳でした。 卸売業の従業員の平均年齢が、42.2歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


日本酒類販売の事業展望

「せっかく日本酒類販売に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、日本酒類販売が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく日本酒類販売がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

日本酒類販売は、事業戦略として、「販三層の酒類業者が流通におけるそれぞれの機能を尊重しながら「酒類の公正な取引基準」等に則った取引の適正化が図られることは、持続可能な企業経営を進め、酒類業界全体の健全な発展にとって非常に重要であり、引き続き、市場の動向を注視しながら、「酒類の公正な取引基準」の遵守徹底を図り、酒類専業卸のリーダーとして、価格の適正化、公正な取引の実践に努めていく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 74期においても、新型コロナウイルス感染症による影響を注視しつつ、内部統制機能の一層の充実を図り、法令遵守の体制整備を進めるとともに、反社会的勢力に対する厳正な対応や環境と食の安全安心に配慮した事業運営を推進し、適正な価格による酒類・食品の安定的な供給に努めることにより、国民の「食」に関わる豊かな消費生活を支える企業としての社会的責任を果たし、“ストロング&グッドカンパニー”を目指して邁進していく所存である
  • 「働き方改革」への取り組みは、持続可能な企業経営において重要な課題であり、テレワーク(在宅勤務・モバイル勤務)、WEB会議・商談の推進、ワークフローシステムによる業務の効率化やDX(デジタルトランスフォーメーション:デジタルによる変革)、外部委託(BPO)の導入推進などにより、働き方と労働環境の改善を推し進めることでワークライフバランス(仕事と生活の調和)の実現を目指すとともに、社員一人ひとりの働き甲斐や生き甲斐といったものにも繋げていきたいと考えている
  • 業態を中心に売上と利益を確保するとともに、特に厳しい経営環境にあり、回復には跛行性が伴うことが想定される業務用業態に対しては、物流機能の活用提案などによる下支えにも注力し、最優先かつ必須の課題として、物流の円滑化やコストコントロールによるローコストオペレーションの強化・推進を図っていく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、日本酒類販売の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る日本酒類販売の将来性

日本酒類販売の売上高推移のグラフ

日本酒類販売は、主な事業として、酒類・食品等を手がけています。 ここで、日本酒類販売の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は-4.5%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、日本酒類販売の売上高ランキングは、 同業種で58位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る日本酒類販売の将来性

日本酒類販売の純利益高推移のグラフ

次に、日本酒類販売の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-36.2%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、日本酒類販売の売上高ランキングは、 同業種で126位業界を牽引している企業となっています。


日本酒類販売の競合企業は?

日本酒類販売と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
サンリン株式会社 510万円 卸売業
株式会社大水 538万円 卸売業
株式会社ドウシシャ 602万円 卸売業
株式会社サトー商会 461万円 卸売業
株式会社BuySell Technologies 433万円 卸売業
株式会社アイ・テック 542万円 卸売業
株式会社大光 479万円 卸売業
東京青果株式会社 662万円 卸売業
ソレキア株式会社 614万円 卸売業
株式会社ハピネット 641万円 卸売業

卸売業業界の企業年収ランキングは?

日本酒類販売が属する卸売業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、卸売業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 マクニカ・富士エレ ホールディングス株式会社 1873万円 28人
2位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
3位 伊藤忠商事株式会社 1627万円 4215人
4位 三井物産株式会社 1482万円 5587人
5位 住友商事株式会社 1356万円 5240人
6位 丸紅株式会社 1192万円 4389人
7位 豊田通商株式会社 1114万円 2648人
8位 双日株式会社 1095万円 2099人
9位 西本Wismettacホールディングス株式会社 1074万円 50人
10位 長瀬産業株式会社 1029万円 892人

卸売業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

日本酒類販売が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、日本酒類販売の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 日本酒類販売株式会社
設立年月日 1949年
所在地 東京都中央区新川1丁目25番4号
代表取締役社長 代表取締役社長  田中 正昭
業種 卸売業

日本酒類販売の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 日本酒類販売の創設年は1949年で75年の社歴を持っており、 卸売業の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

年月

沿革

昭和24年7月

東京都中央区槇町(現八重洲)に資本金20百万円をもって日本酒類販売株式会社を設立し、大蔵省指定酒類卸売業免許を取得。(本社:東京都/支店:京都府)

昭和26年9月

大阪地区の拠点として大阪出張所を開設。(現西日本本部)

昭和27年2月

松尾商事株式会社(保険代理業、各種容器・日用雑貨販売)の全株式を取得し、子会社とする(東京都中央区)。さらに昭和56年7月同社は商号を日酒販商事株式会社に変更。

昭和37年6月

栃木県酒販株式会社を吸収合併し、宇都宮支店を開設。(現東日本本部第二支社北関東支店)

昭和39年4月

愛知酒販株式会社を吸収合併し、名古屋支店を開設。(現西日本本部第二支社)

昭和39年9月

株式の33.3%を出資し、秋田県内の醸造元8社とともに秋田県大曲市(現大仙市)に八重寿銘醸株式会社を設立。関連会社とする。清酒「八重寿」の販売を拡充。(現連結子会社)

昭和45年10月

京都市伏見区の鶴正酒造株式会社に全額出資し、子会社を設立。清酒「鶴正宗」の販売を開始。(現連結子会社)

昭和48年3月

株式会社馬場商店を吸収合併し、福岡営業所を開設。(現西日本本部第三支社九州支店)

平成3年10月

増資により資本金4,028百万円とする。

平成3年12月

株式会社辰安の全株式を取得し、子会社とする。平成8年2月同社は商号を株式会社水戸日酒販に変更。(現連結子会社)

平成10年10月

子会社日酒販商事株式会社と宝永開発株式会社は、日酒販商事株式会社を存続会社として合併し、平成10年11月同社は商号を株式会社宝永エコナに変更。(現連結子会社)

平成12年4月

子会社株式会社宝永エコナは、丸徳商事株式会社の全株式を取得し、同社子会社とする。(現連結子会社)

平成14年9月

青森県酒類販売株式会社に資本参加。議決権の50.0%を取得することにより子会社とする。(現連結子会社)

平成16年10月

株式会社長崎日酒販に資本参加。議決権の51.0%を取得することにより子会社とする。(現連結子会社)

平成18年6月

株式会社福井善四郎本店米子店の全株式を取得し、子会社とする。平成18年10月同社は商号を株式会社山陰日酒販に変更。(現連結子会社)

平成18年10月

北海道酒類販売株式会社に資本参加。議決権の30.1%を取得することにより関連会社とする。(現持分法適用関連会社)

平成19年3月

広島中央酒販株式会社に資本参加。議決権の70.0%を取得することにより子会社とする。(現連結子会社)

平成20年3月

弘中酒商株式会社との共同出資により株式会社弘中日酒販を設立。平成20年2月、商号を株式会社弘中酒販に変更して、同年3月より事業を開始。同月、同社の増資に参加、議決権比率80.0%とすることにより子会社とする。(現連結子会社)

平成20年4月

イケウチ株式会社に資本参加。議決権の66.0%を取得することにより子会社とする。(現連結子会社)

平成20年11月

現持分法適用関連会社である北海道酒類販売株式会社の発行済株式を追加取得し、議決権比率を33.6%とする。

平成21年3月

現連結子会社である広島中央酒販株式会社の発行済株式を追加取得し、議決権比率を100.0%とする。

平成21年8月

現連結子会社であるイケウチ株式会社の発行済株式を追加取得し、議決権比率を100.0%とする。

平成22年3月

八重寿銘醸株式会社の発行済株式を追加取得し、議決権比率を46.7%とする。

平成22年4月

支配力基準により連結子会社であった八重寿銘醸株式会社の発行済株式を追加取得し、議決権比率53.8%の子会社とする。

平成22年5月

本社を東京都中央区新川に移転。

平成22年7月

現連結子会社である株式会社長崎日酒販の発行済株式を追加取得し、議決権比率を100.0%とする。


まとめ

今回の記事では、日本酒類販売の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

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各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。