ニチバンの年収は683万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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ニチバンの平均年収ランキングのまとめ

ニチバン株式会社は、東京都に本社を構える、化学で事業を手掛ける企業です。 ニチバンの平均年収は683万円で、業界ランキング98位の平均年収となっています。 今回は、そんなニチバンに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つニチバンの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、ニチバンについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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ニチバンの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のニチバンの平均年収は、683万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が624万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

ニチバンの平均年収の推移

ニチバンの平均年収は直近7年間で、 +3.8%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

ニチバンの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は487万円で、 30~34歳になると561万円と平均年収が74万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると640万円で、40~45歳になると683万円40~45歳になると731万円となります。 そして、50~54歳になると790万円55~59歳になると789万円となります。

※こちらの試算は、ニチバン株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、ニチバンの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 ニチバンの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

ニチバンの業界内年収ランキング

ニチバンが属する業界である、「化学」の上場企業平均年収は656万円でした。 そのため、ニチバンの平均年収は業界平均と比較をして 27万円高く、 業界内ランキングでは、228社中98位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

ニチバンのエリア内年収ランキング

ニチバンの本社がある東京都における上場企業の平均年収は664万円となります。
そのため、ニチバンの平均年収はエリア平均と比較をして 19万円高く、 エリア内ランキングでは、2269社中876位同程度の平均年収となっています。

以上、ニチバンの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

ニチバンでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

ニチバンのボーナス額の平均値は、110万円でした。 同業種の業界平均が105万円であることから、 5万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

ニチバンの役職別平均年収の比較

次に、ニチバンの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は847万円、 課長の平均年収は1107万円、 部長の平均年収は1335万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


ニチバンの生涯年収はいくら?

ニチバンの生涯年収ランキング

調査の結果、ニチバンの平均生涯年収は2.3億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 ニチバンの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳までニチバン株式会社で働いたと仮定して算出しています。


ニチバンの従業員調査

ここまでニチバンの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

ニチバンの従業員数

ニチバンの従業員数比較

有価証券報告書によると、ニチバンの従業員数は、743人でした。 化学の従業情報員の平均従業員数が、870人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが73位(228社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

ニチバンの従業員の平均勤続年数

ニチバンの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、ニチバンの平均勤続年数は、18.9年でした。 化学の従業員の平均属年数が、15.4年であることから、 一度ニチバンに就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

ニチバンの従業員平均年齢

ニチバンの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、ニチバンの従業員の平均年齢は、42.4歳でした。 化学の従業員の平均年齢が、41.8歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


ニチバンの事業展望

「せっかくニチバンに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、ニチバンが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくニチバンがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

ニチバンは、事業戦略として、「「マーケットイン開発による新製品の早期上市実現、次世代大型製品群の探索・創出」顧客を機軸とした事業推進の一環として、BtoC(ヘルスケア・EC・オフィスホーム)での開発マーケティング、BtoB(医療材・工業品)での顧客現場ニーズを起点とした新規提案による開発を推進し、新製品・新カテゴリーでの事業探索と新規創出を進めていく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 「顧客を機軸とした新たな事業推進体制での戦略遂行」BtoC事業であるコンシューマー営業本部(ヘルスケア・EC・オフィスホーム)は、多様化する顧客の様々なニーズ・チャネル・コミュニケーション機会を的確にとらえるためのブランドマーケティング戦略のもと、プロモーション施策と販売・流通施策を積極的に推進、実行していく
  • 海外市場での主要品目(ケアリーヴTM、止血製品、和紙マスキングテープ、セロテープⓇ)とともに、新規育成品目(ロイヒつぼ膏TM、医療用ドレッシング“カテリープラスTM”シリーズ、術後ケア“アスカブリックTM”シリーズ)の取り組みを強化していく
  • 「行動指針を実践する人財育成、社員の健康とエンゲージメント向上」中長期ビジョンに向けた事業運営・管理体制の確立に向けて、ニチバングループの理念に掲げる行動指針を実践するための人財評価および育成を行う

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、ニチバンの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るニチバンの将来性

ニチバンの売上高推移のグラフ

ニチバンは、主な事業として、メディカル事業・テープ事業を手がけています。 ここで、ニチバンの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は0.4%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、ニチバンの売上高ランキングは、 同業種で94位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るニチバンの将来性

ニチバンの純利益高推移のグラフ

次に、ニチバンの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-6.1%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、ニチバンの売上高ランキングは、 同業種で124位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


ニチバンの競合企業は?

ニチバンと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社サンエー化研 613万円 化学
日本カーバイド工業株式会社 597万円 化学
フクビ化学工業株式会社 547万円 化学
保土谷化学工業株式会社 619万円 化学
共和レザー株式会社 565万円 化学
ロックペイント株式会社 606万円 化学
東邦化学工業株式会社 638万円 化学
綜研化学株式会社 687万円 化学
テイカ株式会社 603万円 化学
クミアイ化学工業株式会社 780万円 化学

化学業界の企業年収ランキングは?

ニチバンが属する化学業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、化学業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社 1441万円 10人
2位 昭和電工株式会社 1026万円 348人
3位 富士フイルムホールディングス株式会社 1017万円 815人
4位 日本ペイントホールディングス株式会社 977万円 54人
5位 日本酸素ホールディングス株式会社 960万円 81人
6位 株式会社三菱ケミカルホールディングス 949万円 223人
7位 積水化学工業株式会社 897万円 2761人
8位 住友化学株式会社 883万円 6488人
9位 東京応化工業株式会社 872万円 1355人
10位 三菱瓦斯化学株式会社 871万円 2461人

化学業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

ニチバンが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2478万円 206人
3位 ヒューリック株式会社 1907万円 222人
4位 株式会社ドリームインキュベータ 1776万円 120人
5位 株式会社光通信 1682万円 7人
6位 インテグラル株式会社 1657万円 71人
7位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
8位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
9位 そーせいグループ株式会社 1541万円 41人
10位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、ニチバンの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 ニチバン株式会社
会社ホームページ http://www.nichiban.co.jp
所在地 東京都文京区関口2丁目3番3号
代表取締役社長 代表取締役社長    高  津  敏  明
業種 化学
事業内容 独自の粘着・接着技術をベースに、人々の健康や、快適な暮らし、ビジネスシーン、そして産業の発展に貢献する多彩な価値ある製品づくりを行っています。 医療の現場だけでなく、人々の身近な暮らしを見つめるメディカル製品による「メディカル事業」。 独自の技術から生まれた粘着製品を事務システムとして提案する消費材製品と、最先端産業から農業、流通までを積極的にサポートする産業用材製品による「テープ事業」。 この2つの事業展開を軸に、常に未来を見つめ、豊かな社会づくりに貢献していきます。

ニチバンの歴史

歴史をもっと見る

1918年1月

東京府荏原郡品川町において歌橋憲一が歌橋製薬所を創業、絆創膏類の製造を開始

1934年12月

歌橋製薬所を株式会社歌橋製薬所に改組

1944年9月

企業整備により株式会社歌橋製薬所が統合会社となり全国25の絆創膏製造業者を統合、商号を日絆工業株式会社とすると共に、東京・大阪両工場を設置

1947年9月

セロハン粘着テープの製造を開始

1948年6月

商号を日絆薬品工業株式会社に変更

1961年1月

商号をニチバン株式会社に変更

      10月

東京証券取引所市場第二部に上場

1962年6月

大阪証券取引所市場第二部に上場

1965年10月

埼玉県北足立郡鳩ケ谷町(2012年に移転し、現在は埼玉県日高市)にニチバンプリント株式会社を設立(現・連結子会社)

1967年1月

安城工場を設置

1968年4月

東京・大阪両証券取引所の市場第一部に上場

 

愛知県安城市にニチバンテクノ株式会社を設立(現・連結子会社)

1972年6月

埼玉工場を設置、東京工場を埼玉工場に移転

1983年12月

中央研究所を開設

1989年7月

福岡県朝倉郡筑前町にニチバンメディカル株式会社を設立(現・連結子会社)

1994年10月

本社を東京都文京区関口に移転

2017年7月

タイ・バンコクにNICHIBAN(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)

      8月

愛知県安城市に先端技術棟の一部完成、中央研究所を移転。名称を先端応用研究所へ変更

2018年1月

愛知県安城市に先端技術棟竣工、大阪工場を移転。名称をメディカル安城工場へ変更

      10月

創業100周年記念式典挙行

2020年10月

ドイツのデュッセルドルフに販売子会社NICHIBAN EUROPE GmbHを設立(現・連結子会社)

 


まとめ

今回の記事では、ニチバンの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。