新日本理化の年収は702万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

最終更新日:


新日本理化の平均年収ランキングのまとめ

新日本理化株式会社は、京都府に本社を構える、化学で事業を手掛ける企業です。 新日本理化の平均年収は702万円で、業界ランキング81位の平均年収となっています。 今回は、そんな新日本理化に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ新日本理化の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、新日本理化について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


おすすめコンテンツ


新日本理化の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の新日本理化の平均年収は、702万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

新日本理化の平均年収の推移

新日本理化の平均年収は直近7年間で、 +12.9%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

新日本理化の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は468万円で、 30~34歳になると539万円と平均年収が71万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると614万円で、40~45歳になると656万円40~45歳になると702万円となります。 そして、50~54歳になると758万円55~59歳になると757万円となります。

※こちらの試算は、新日本理化株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、新日本理化の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 新日本理化の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

新日本理化の業界内年収ランキング

新日本理化が属する業界である、「化学」の上場企業平均年収は646万円でした。 そのため、新日本理化の平均年収は業界平均と比較をして 56万円高く、 業界内ランキングでは、228社中81位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

新日本理化のエリア内年収ランキング

新日本理化の本社がある京都府における上場企業の平均年収は597万円となります。
そのため、新日本理化の平均年収はエリア平均と比較をして 105万円高く、 エリア内ランキングでは、75社中20位比較的高い平均年収となっています。

以上、新日本理化の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

新日本理化でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

新日本理化のボーナス額の平均値は、113万円でした。 同業種の業界平均が104万円であることから、 9万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

新日本理化の役職別平均年収の比較

次に、新日本理化の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は870万円、 課長の平均年収は1138万円、 部長の平均年収は1372万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


新日本理化の生涯年収はいくら?

新日本理化の生涯年収ランキング

調査の結果、新日本理化の平均生涯年収は2.2億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 新日本理化の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで新日本理化株式会社で働いたと仮定して算出しています。


新日本理化の従業員調査

ここまで新日本理化の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

新日本理化の従業員数

新日本理化の従業員数比較

有価証券報告書によると、新日本理化の従業員数は、322人でした。 化学の従業情報員の平均従業員数が、890人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが144位(228社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

新日本理化の従業員の平均勤続年数

新日本理化の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、新日本理化の平均勤続年数は、17.3年でした。 化学の従業員の平均属年数が、15.4年であることから、 一度新日本理化に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

新日本理化の従業員平均年齢

新日本理化の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、新日本理化の従業員の平均年齢は、42.6歳でした。 化学の従業員の平均年齢が、41.6歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


新日本理化の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、新日本理化の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、新日本理化の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

新日本理化における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

新日本理化の平均残業時間

新日本理化の従業員の平均残業時間は、一月あたり0.0時間でした。 化学工業の従業員の平均残業時間が、18.4時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

新日本理化の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で16.4日でした。 化学工業の従業員の平均日数が、13.2日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。

新日本理化の長時間労働是正のための取組内容

新日本理化は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

・労使の取決めにより、1ヶ月の労働時間の上限を原則として「所定労働時間+25時間」とする旨をルール化している。
・管理職に対しても、上記に類似する基準を設け、基準超過者に対する産業医との面談等を実施している。

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


新日本理化は女性にとって働きやすい?

新日本理化が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

新日本理化における女性の育休取得率と女性従業員の割合

新日本理化の女性の育休取得率

新日本理化の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 化学工業の女性従業員の育休取得率が平均94.2%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

新日本理化の女性従業員の割合

新日本理化の従業員に占める女性従業員の割合は、16.5%でした。 化学工業の女性従業員の割合が平均26.0%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。


新日本理化の事業展望

「せっかく新日本理化に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、新日本理化が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく新日本理化がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

新日本理化は、事業戦略として、「「攻め」の側面としましては、ウィズコロナにおける市場の変化と成長に対応しながら事業の最適化を図るため、「情報・通信」「モビリティ」「ライフサイエンス」「環境ソリューション」の4つを重点領域として定め、各領域への製品の投入を加速している」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • リスク要因は今後も一定期間続くと予測されるため、サプライチェーンの見直しを急ぎ、より柔軟で強固な事業体制とすることで、マイナスを最小限に止めるべく尽力していく
  • 一人ひとりが、スパイスのようにお互いを引き立て合い、そして人々の心を躍らせるようなスパイスを提供する企業となること、それが2030年に向けて、目指す姿である
  • 2021年5月に開設した新拠点「京都R&Dセンター」を多様なパートナーとの共創の場と位置づけ、他社や学術機関とのオープンイノベーションを進めている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、新日本理化の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る新日本理化の将来性

新日本理化の売上高推移のグラフ

新日本理化は、主な事業として、を手がけています。 ここで、新日本理化の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は13.3%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、新日本理化の売上高ランキングは、 同業種で119位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。

純利益から見る新日本理化の将来性

新日本理化の純利益高推移のグラフ

次に、新日本理化の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は522.5%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、新日本理化の売上高ランキングは、 同業種で170位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


新日本理化の競合企業は?

新日本理化と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
川崎化成工業株式会社 605万円 化学
イサム塗料株式会社 642万円 化学
日本ピグメント株式会社 619万円 化学
曽田香料株式会社 645万円 化学
互応化学工業株式会社 533万円 化学
保土谷化学工業株式会社 619万円 化学
田岡化学工業株式会社 720万円 化学
日本化学産業株式会社 612万円 化学
チタン工業株式会社 513万円 化学
多木化学株式会社 648万円 化学

化学業界の企業年収ランキングは?

新日本理化が属する化学業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、化学業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社 1157万円 8人
2位 富士フイルムホールディングス株式会社 1017万円 815人
3位 日本酸素ホールディングス株式会社 960万円 81人
4位 株式会社三菱ケミカルホールディングス 949万円 223人
5位 日本ペイントホールディングス株式会社 898万円 404人
6位 積水化学工業株式会社 897万円 2761人
7位 住友化学株式会社 883万円 6488人
8位 三菱瓦斯化学株式会社 871万円 2461人
9位 東京応化工業株式会社 859万円 1261人
10位 信越化学工業株式会社 854万円 3341人

化学業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


京都府の企業年収ランキングは?

新日本理化が属する京都府において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、京都府における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 任天堂株式会社 988万円 2634人
2位 オムロン株式会社 849万円 4610人
3位 株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション 845万円 11人
4位 株式会社 島津製作所 841万円 3491人
5位 株式会社SCREENホールディングス 822万円 398人
6位 日本新薬株式会社 806万円 1827人
7位 株式会社村田製作所 797万円 9771人
8位 ローム株式会社 789万円 3546人
9位 株式会社ファルコホールディングス 766万円 3人
10位 三洋化成工業株式会社 762万円 1350人

京都府に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、新日本理化の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 新日本理化株式会社
会社ホームページ http://www.nj-chem.co.jp/
所在地 京都府京都市伏見区葭島矢倉町13番地
代表取締役社長 代表取締役社長執行役員  三浦 芳樹
業種 化学
事業内容 高級アルコール、界面活性剤、可塑剤、酸無水物、水素化ビスフェノール、各種樹脂添加剤等の製造販売

新日本理化の歴史

歴史をもっと見る

年月

概要

1919年11月

大阪酸水素株式会社設立。本店を大阪市、工場を京都市(現京都工場)に置き、水の電気分解による酸素・水素の製造開始。

1922年12月

魚油硬化油の製造開始。

1942年10月

東京営業所を開設。

1943年5月

社名を鐘淵油脂工業株式会社と改称。

1948年11月

社名を酸水素油脂工業株式会社と改称。

1949年9月

大阪証券取引所に株式上場。

1956年1月

本店を京都市(現京都工場)に移し、大阪市に大阪営業所を開設。

1963年6月

徳島市に徳島工場を建設。

1964年4月

川崎市に川崎工場を建設。

1966年10月

100%出資の化学品販売子会社アルベス㈱(現・連結子会社)を設立。

1967年3月

社名を新日本理化株式会社と改称。

1968年1月

京都工場内に研究所建設。

1972年5月

京都工場での水素の製造を中止。

1972年9月

日産化学工業㈱と合弁で可塑剤製造を目的とする日新理化㈱(現・連結子会社)を設立。

1979年2月

日本油脂㈱、旭電化工業㈱との合弁で脂肪酸製造を目的とする千葉脂肪酸㈱を設立。

1989年3月

大阪営業所を大阪本社に、東京営業所を東京支社に改称。

1989年3月

決算期日を11月30日から3月31日に変更。

1990年1月

台湾に耐斯企業股份有限公司、琦昌化学股份有限公司との共同出資により界面活性剤製造販売会社「台湾新日化股份有限公司」(現・持分法適用関連会社)を設立。

1990年1月

ヘンケルオレオケミカルズSdn.Bhd.、ラッキーLtd.との共同出資により、マレーシアに高級アルコール製造会社「ヘンケルリカSdn.Bhd.」(現・持分法適用関連会社Emery Oleochemicals Rika (M) Sdn.Bhd.)を設立。

1990年9月

大阪証券取引所市場第二部より市場第一部に指定替。

1997年5月

イギリスに100%出資の樹脂添加剤販売子会社「RiKA International Ltd.」(現・持分法適用子会社NJC Europe Ltd.)を設立。

2004年6月

千葉県市原市に千葉工場を新設。

2004年7月

大阪府堺市に堺工場を新設。

2008年9月

千葉脂肪酸㈱の株式を追加取得し子会社化。

2010年3月

日東化成工業㈱(現・連結子会社)の株式を追加取得し子会社化。

2010年8月

韓国に100%出資の化学品販売子会社「NJC Korea Co., Ltd.」(現・連結子会社)を設立。

2012年4月

日新理化㈱が千葉脂肪酸㈱を吸収合併。

2013年5月

「RiKAmerica Inc.」(現・NJC America Inc.)を子会社化。

2013年7月

大阪証券取引所市場第一部より東京証券取引所市場第一部に指定替。

2021年5月

京都府相楽郡精華町に京都R&Dセンターの竣工。稼働を開始。


まとめ

今回の記事では、新日本理化の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。