カオナビの年収は610万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】
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株式会社カオナビは、東京都に本社を構える、情報・通信業で事業を手掛ける企業です。 カオナビの平均年収は610万円で、業界ランキング293位の平均年収となっています。 今回は、そんなカオナビに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つカオナビの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!
また、下記の記事では、カオナビについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!
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カオナビの平均年収はいくら?
平均年収のサマリー
2022年度のカオナビの平均年収は、610万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が624万円であることを考えると、
全国平均よりも低い水準となっています。
ここで、平均年収の推移をみてみましょう。
平均年収の推移
カオナビの平均年収は直近4年間で、 -0.3%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。
年代別の平均年収
次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は432万円で、
30~34歳になると524万円と平均年収が92万円プラスとなります。
さらに、35~39歳になると610万円で、40~45歳になると691万円、40~45歳になると756万円となります。
そして、50~54歳になると843万円、55~59歳になると902万円となります。
※こちらの試算は、株式会社カオナビが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている
賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。
詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。
ここまで、カオナビの平均年収のサマリーについてみてきました。
しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。
カオナビの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、
上位何位なのでしょうか?
それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!
ランキング
業界内ランキング
カオナビが属する業界である、「情報・通信業」の上場企業平均年収は651万円でした。
そのため、カオナビの平均年収は業界平均と比較をして
41万円低く、
業界内ランキングでは、555社中293位と比較的低い平均年収となっています。
次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!
エリア内ランキング
カオナビの本社がある東京都における上場企業の平均年収は664万円となります。
そのため、カオナビの平均年収はエリア平均と比較をして
54万円低く、
エリア内ランキングでは、2269社中1300位と
同程度の平均年収となっています。
以上、カオナビの年収ランキングについて見てきました。
ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。
それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!
カオナビでキャリアを重ねると
ボーナスはどれくらい貰える?
カオナビのボーナス額の平均値は、98万円でした。
同業種の業界平均が104万円であることから、
6万円程低い金額になっています。
出世するといくら貰える?
次に、カオナビの役職別平均年収をみてみましょう。
係長の平均年収は756万円、
課長の平均年収は989万円、
部長の平均年収は1192万円と、
同業界の平均と比較をして
比較的低い水準にあることが分かります。
カオナビの生涯年収はいくら?
調査の結果、カオナビの平均生涯年収は2.4億円でした。
全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、
カオナビの生涯年収は
比較的低い水準となっています。
※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社カオナビで働いたと仮定して算出しています。
カオナビの従業員調査
ここまでカオナビの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。
カオナビの従業員数
有価証券報告書によると、カオナビの従業員数は、229人でした。
情報・通信業の従業情報員の平均従業員数が、563人であることから、
業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが232位(555社中)であることからも、
規模の比較的小さい企業であることが分かります。
カオナビの従業員の平均勤続年数
有価証券報告書によると、カオナビの平均勤続年数は、2.1年でした。
情報・通信業の従業員の平均属年数が、8.3年であることから、
比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。
カオナビの従業員平均年齢
有価証券報告書によると、カオナビの従業員の平均年齢は、33.3歳でした。 情報・通信業の従業員の平均年齢が、38.9歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。
カオナビの事業展望
「せっかくカオナビに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。
そのためにも、カオナビが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。
また、それだけでなくカオナビがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。
それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!
カオナビは、事業戦略として、「生産年齢人口の減少を背景に、生産性の向上、多様な働き方への対応、人材の定着や離職防止、採用の強化など、企業はさまざまな人事課題を抱えているが、その解決に向けて、従業員が持つスキルや才能などの情報を、採用や配置、育成等に活用することで、従業員と組織のパフォーマンスの最大化を目指すタレントマネジメントへの注目が高まっている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。
- 企業の中でも裏方的な存在であった人事・総務といった“人材に関わる業務”は、直接的に企業の売上や利益に直結する業務ではないこともあり、テクノロジーの導入や効率化が遅れている分野でもありましたが、HRテクノロジーの普及に伴い、この分野にITを積極的に導入する企業が増えている
- 人事・人材関連サービスの領域には、「人材紹介・人材派遣」「求人マッチング」「採用管理」「人材教育」など、いくつかの分野が存在しており、それぞれに特化したサービスが数多くあるが、業務の効率化や生産性向上に対して一定の効果は見られるものの、分野ごとの課題を解決するサービスに留まっている
- 今後も新規顧客の獲得に向けて、費用対効果を検討した上での積極的な広告宣伝などを通じたサービスの認知度向上を図るとともに、営業リソースの拡充や顧客獲得プロセスの継続的な改善、紹介パートナー及びセールスパートナーの拡大など営業機能の強化に努めていく
業績分析
続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、カオナビの将来性を分析していきしょう!
売上額から見るカオナビの将来性
カオナビは、主な事業として、を手がけています。
ここで、カオナビの売上高推移についてみて見ましょう。
直近4年間の売上成長率は166.0%で、
高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、カオナビの売上高ランキングは、
同業種で327位と
業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。
純利益から見るカオナビの将来性
次に、カオナビの純利益推移についてみてみましょう。
直近4年間の純利益成長率は-318.6%で、
高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、カオナビの売上高ランキングは、
同業種で352位と
業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。
カオナビの競合企業は?
カオナビと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。
企業名 | 平均年収 | 事業内容 |
株式会社チームスピリット | 727万円 | 情報・通信業 |
株式会社プレイド | 976万円 | 情報・通信業 |
HENNGE株式会社 | 795万円 | 情報・通信業 |
株式会社ベネフィットジャパン | 398万円 | 情報・通信業 |
株式会社ヤプリ | 661万円 | 情報・通信業 |
株式会社スマレジ | 481万円 | 情報・通信業 |
株式会社いい生活 | 574万円 | 情報・通信業 |
株式会社システムインテグレータ | 610万円 | 情報・通信業 |
株式会社ギフティ | 648万円 | 情報・通信業 |
株式会社ビーブレイクシステムズ | 523万円 | 情報・通信業 |
情報・通信業業界の企業年収ランキングは?
カオナビが属する情報・通信業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、情報・通信業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!
順位 | 企業名 | 平均年収 | 従業員数 |
1位 | 株式会社光通信 | 1682万円 | 7人 |
2位 | 株式会社テレビ東京ホールディングス | 1522万円 | 102人 |
3位 | 株式会社TBSホールディングス | 1449万円 | 111人 |
4位 | 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス | 1427万円 | 27人 |
5位 | 株式会社テレビ朝日ホールディングス | 1421万円 | 77人 |
6位 | 日本テレビホールディングス株式会社 | 1379万円 | 199人 |
7位 | ソフトバンクグループ株式会社 | 1322万円 | 255人 |
8位 | 株式会社ジャストシステム | 1309万円 | 316人 |
9位 | 株式会社スカパーJSATホールディングス | 1271万円 | 27人 |
10位 | 朝日放送グループホールディングス株式会社 | 1253万円 | 72人 |
情報・通信業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!
東京都の企業年収ランキングは?
カオナビが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!
順位 | 企業名 | 平均年収 | 従業員数 |
1位 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 2735万円 | 731人 |
2位 | M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 | 2478万円 | 206人 |
3位 | ヒューリック株式会社 | 1907万円 | 222人 |
4位 | 株式会社ドリームインキュベータ | 1776万円 | 120人 |
5位 | 株式会社光通信 | 1682万円 | 7人 |
6位 | インテグラル株式会社 | 1657万円 | 71人 |
7位 | 三菱商事株式会社 | 1631万円 | 4629人 |
8位 | 株式会社リゾート&メディカル | 1560万円 | 2人 |
9位 | そーせいグループ株式会社 | 1541万円 | 41人 |
10位 | 株式会社テレビ東京ホールディングス | 1522万円 | 102人 |
東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!
企業データ
最後に、カオナビの企業データについて調査した結果を記載します。
項目 | 詳細 |
会社名 | 株式会社カオナビ |
設立年月日 | 2008年 |
所在地 | 東京都港区虎ノ門1丁目3番1号 |
代表取締役社長 | 代表取締役社長CEO 柳橋 仁機 |
業種 | 情報・通信業 |
カオナビの歴史
歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 カオナビの創設年は2008年で16年の社歴を持っており、 情報・通信業の中では 比較的若い企業であると言えます。
年月 |
事項 |
2008年5月 |
東京都港区において、株式会社ジャパンオペレーションラボ設立 |
2012年4月 |
タレントマネジメントシステム『カオナビ』事業開始 |
2012年6月 |
東京都港区南青山1丁目に本社移転 |
2013年5月 |
株式会社カオナビに商号変更 |
2014年3月 |
東京都港区南青山2丁目に本社移転 |
2014年4月 |
『カオナビ』に人事評価ワークフロー機能を追加 |
2015年1月 |
東京都港区南青山2丁目に本社移転 |
2016年3月 |
東京都港区赤坂に本社移転 |
2016年7月 |
ユーザー支援サービスを開始 |
2017年2月 |
東京都港区南青山2丁目に本社移転 |
2017年3月 |
株式会社リクルートホールディングスによる合同会社RSIファンド1号を通じた資本参加 |
2017年8月 |
『カオナビ』のAPI(注1)提供を開始 |
2017年9月 |
『カオナビ』と適性検査「SPI3」(注2)とのサービス連携をリリース |
2017年11月 |
『カオナビ』にテンプレート機能を追加 |
2017年12月 |
HRテクノロジー(注3)に関する調査・研究・情報発信を行う「カオナビHRテクノロジー総研」を当社内に設立 |
2018年1月 |
東京都港区元赤坂に本社移転 |
2018年4月 |
『カオナビ』のスマートフォンアプリ(iOS/Android)をリリース |
2018年5月 |
ユーザーコミュニティの活動を開始 |
2018年7月 |
大阪オフィスを開設 |
2018年11月 |
名古屋オフィスを開設 |
2019年3月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2019年6月 |
スタートアップ企業への支援「カオナビ NEXT FUND」を開始 |
2019年6月 |
さまざまな企業やサービスとの連携・協業を深化させる「コネクテッドパートナープログラム」を開始 |
2019年10月 |
離職予兆や組織課題の早期発見をサポートする「パルスサーベイ」をリリース |
2020年3月 |
蓄積された人事データを可視化する「ダッシュボード」をリリース |
2020年6月 |
福岡オフィスを開設 |
2020年12月 |
東京都港区虎ノ門に本社移転 |
2021年3月 |
教育機関に特化した「カオナビ Academy Cloud」を提供開始 |
2021年4月 |
申請業務を効率化する「ワークフロー」をリリース |
2021年5月 |
政府・行政系機関に特化した「カオナビ Government Cloud」を提供開始 |
2021年11月 |
当社の社会的な存在意義を明文化したパーパスを新たに策定、公表 |
2022年1月 |
顧客同士で活きた事例を学び合う場「カオナビキャンパス」をオープン |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行 |
まとめ
今回の記事では、カオナビの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。
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出典
- 厚生労働省:毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査)
- 厚生労働省:国民生活基礎調査
- 厚生労働省:賃金構造基本統計調査
- 厚生労働省:職業情報提供サイト(日本版O-NET)
- 国税庁:民間給与実態統計調査
- 総務省統計局:家計調査(家計収支)
- 人事院:職種別民間給与実態調査
- 金融庁:EDINET
- 厚生労働省発表:女性の活躍推進企業データベースオープンデータ