ジャパンディスプレイの年収は618万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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ジャパンディスプレイの平均年収ランキングのまとめ

株式会社ジャパンディスプレイは、東京都に本社を構える、電気機器で事業を手掛ける企業です。 ジャパンディスプレイの平均年収は618万円で、業界ランキング161位の平均年収となっています。 今回は、そんなジャパンディスプレイに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つジャパンディスプレイの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、ジャパンディスプレイについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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ジャパンディスプレイの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のジャパンディスプレイの平均年収は、618万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が624万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

ジャパンディスプレイの平均年収の推移

ジャパンディスプレイの平均年収は直近7年間で、 -14.9%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

ジャパンディスプレイの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は411万円で、 30~34歳になると474万円と平均年収が63万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると540万円で、40~45歳になると577万円40~45歳になると618万円となります。 そして、50~54歳になると667万円55~59歳になると666万円となります。

※こちらの試算は、株式会社ジャパンディスプレイが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、ジャパンディスプレイの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 ジャパンディスプレイの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

ジャパンディスプレイの業界内年収ランキング

ジャパンディスプレイが属する業界である、「電気機器」の上場企業平均年収は672万円でした。 そのため、ジャパンディスプレイの平均年収は業界平均と比較をして 54万円低く、 業界内ランキングでは、271社中161位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

ジャパンディスプレイのエリア内年収ランキング

ジャパンディスプレイの本社がある東京都における上場企業の平均年収は664万円となります。
そのため、ジャパンディスプレイの平均年収はエリア平均と比較をして 46万円低く、 エリア内ランキングでは、2269社中1244位同程度の平均年収となっています。

以上、ジャパンディスプレイの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

ジャパンディスプレイでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

ジャパンディスプレイのボーナス額の平均値は、99万円でした。 同業種の業界平均が108万円であることから、 9万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

ジャパンディスプレイの役職別平均年収の比較

次に、ジャパンディスプレイの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は766万円、 課長の平均年収は1002万円、 部長の平均年収は1208万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


ジャパンディスプレイの生涯年収はいくら?

ジャパンディスプレイの生涯年収ランキング

調査の結果、ジャパンディスプレイの平均生涯年収は2.0億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 ジャパンディスプレイの生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社ジャパンディスプレイで働いたと仮定して算出しています。


ジャパンディスプレイの従業員調査

ここまでジャパンディスプレイの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

ジャパンディスプレイの従業員数

ジャパンディスプレイの従業員数比較

有価証券報告書によると、ジャパンディスプレイの従業員数は、2900人でした。 電気機器の従業情報員の平均従業員数が、1955人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが38位(271社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

ジャパンディスプレイの従業員の平均勤続年数

ジャパンディスプレイの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、ジャパンディスプレイの平均勤続年数は、20.4年でした。 電気機器の従業員の平均属年数が、15.8年であることから、 一度ジャパンディスプレイに就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

ジャパンディスプレイの従業員平均年齢

ジャパンディスプレイの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、ジャパンディスプレイの従業員の平均年齢は、47.0歳でした。 電気機器の従業員の平均年齢が、43.5歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


ジャパンディスプレイの事業展望

「せっかくジャパンディスプレイに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、ジャパンディスプレイが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくジャパンディスプレイがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

ジャパンディスプレイは、事業戦略として、「全社的には、2021年8月に署名した世界最大のサステナビリティ・イニシアチブである国連グローバルコンパクトへの取組みを強化するほか、数年内に、パリ協定が求める水準と整合した温室効果ガス排出削減中長期目標の「SBT」の認定、及び事業を再生可能エネルギー100%で賄うことを目標とする「RE100」への加盟を目指していく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 新型コロナウイルスや地政学的リスクに起因するサプライチェーンの混乱、半導体等の部材不足や部材・エネルギー・輸送費の高騰等に対しては、主要サプライヤーとの長期供給契約の締結、サプライヤーの分散、在庫確保等により、顧客への供給責任を最大限に果たしつつ、コスト上昇分の販売価格への転嫁も引き続き進めていく
  • ドライバーは、①圧倒的なコストパフォーマンスを有する次世代有機EL(OLED)ディスプレイeLEAP、②超低消費電力、高精細化、大画面化を実現するバックプレーン技術HMO、③メタバース(超高精細ディスプレイ)、④AutoTech、⑤Rælclear(透明ディスプレイ)、⑥新技術・新製品・新事業であり、全て世界初、世界一」の独自技術である
  • 顧客や市場に求められる技術や製品を継続して開発、生産、供給するための前提となる健全な環境・社会の維持に配慮するサステナビリティ経営を推進し、持続的な成長を実現することで、企業価値の向上を目指していく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、ジャパンディスプレイの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るジャパンディスプレイの将来性

ジャパンディスプレイの売上高推移のグラフ

ジャパンディスプレイは、主な事業として、製造部門・非製造部門を手がけています。 ここで、ジャパンディスプレイの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は-71.2%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、ジャパンディスプレイの売上高ランキングは、 同業種で41位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るジャパンディスプレイの将来性

ジャパンディスプレイの純利益高推移のグラフ

次に、ジャパンディスプレイの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は67.2%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、ジャパンディスプレイの売上高ランキングは、 同業種で268位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


ジャパンディスプレイの競合企業は?

ジャパンディスプレイと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
澤藤電機株式会社 566万円 電気機器
エレコム株式会社 571万円 電気機器
太陽誘電株式会社 741万円 電気機器
株式会社日本マイクロニクス 587万円 電気機器
アオイ電子株式会社 467万円 電気機器
株式会社キーエンス 2279万円 電気機器
株式会社ミツバ 515万円 電気機器
株式会社JVCケンウッド 697万円 電気機器
岩崎電気株式会社 668万円 電気機器
パイオニア株式会社 750万円 電気機器

電気機器業界の企業年収ランキングは?

ジャパンディスプレイが属する電気機器業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、電気機器業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社キーエンス 2279万円 2788人
2位 レーザーテック株式会社 1638万円 479人
3位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
4位 東京エレクトロン株式会社 1285万円 1771人
5位 ファナック株式会社 1248万円 4257人
6位 株式会社ワコム 1122万円 410人
7位 ソニーグループ株式会社 1101万円 2445人
8位 株式会社アクセル 1057万円 92人
9位 JALCOホールディングス株式会社 1040万円 9人
10位 株式会社アドバンテスト 1019万円 1986人

電気機器業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

ジャパンディスプレイが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2478万円 206人
3位 ヒューリック株式会社 1907万円 222人
4位 株式会社ドリームインキュベータ 1776万円 120人
5位 株式会社光通信 1682万円 7人
6位 インテグラル株式会社 1657万円 71人
7位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
8位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
9位 そーせいグループ株式会社 1541万円 41人
10位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、ジャパンディスプレイの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社ジャパンディスプレイ
会社ホームページ http://www.j-display.com/company/index.html
所在地 東京都港区西新橋3丁目7番1号
代表取締役社長 代表取締役社長  月﨑 義幸
業種 電気機器
事業内容 中小型ディスプレイデバイス及び関連製品の開発、 設計、製造及び販売

ジャパンディスプレイの歴史

歴史をもっと見る

年月

概要

2002年10月

東京都千代田区神田練塀町に中小型液晶ディスプレイ製造及び関連製品の開発、設計、製造及び販売を事業目的とする(株)日立ディスプレイズ(資本金100億円)を設立。
(株)日立製作所より、日立顕示器件(蘇州)有限公司、深圳日立賽格顕示器有限公司、及び高雄日立電子股份有限公司を取得し子会社化。

2003年7月

(株)日立デバイスエンジニアリングを吸収合併し、(株)日立ディスプレイデバイシズと(株)日立ディスプレイテクノロジーズへ会社分割。

2008年3月

 

(株)日立製作所100%出資から、(株)日立製作所50.2%、キヤノン(株)24.9%、松下電器産業(株)(現パナソニック(株))24.9%出資に変更。

2010年6月

(株)日立製作所がパナソニック(株)が保有する(株)日立ディスプレイズの全株式を譲受。

2010年7月

千葉県茂原市に(株)日立ディスプレイプロダクツを設立。

2011年4月

(株)日立ディスプレイデバイシズ及び(株)日立ディスプレイテクノロジーズを吸収合併。

2011年9月

東京都千代田区丸の内に中小型ディスプレイデバイス及び関連製品の開発、設計、製造及び販売を事業目的とした(株)ジャパンディスプレイ統合準備会社が発足。

2011年11月

(株)産業革新機構、(株)日立製作所、(株)東芝、ソニー(株)の4社が(株)日立ディスプレイズ、東芝モバイルディスプレイ(株)、ソニーモバイルディスプレイ(株)の統合契約を締結。

2012年2月

(株)ジャパンディスプレイ統合準備会社が海外販売子会社4社(JDI Display America, Inc.、JDI Europe GmbH、JDI Taiwan Inc.、JDI Korea Inc.)を設立。

2012年3月

(株)ジャパンディスプレイ統合準備会社が海外販売子会社2社(JDI China Inc.、JDI Hong Kong Limited)を設立。

 

(株)ジャパンディスプレイ統合準備会社が社名を(株)ジャパンディスプレイ(旧(株)ジャパンディスプレイ)に変更。

 

(株)日立製作所がキヤノン(株)が保有する(株)日立ディスプレイズの全株式を譲受。

 

旧(株)ジャパンディスプレイが(株)日立ディスプレイズの全株式を取得。

 

日立顕示器件(蘇州)有限公司がSuzhou JDI Devices Inc.へ社名変更。

 

深圳日立賽格顕示器有限公司がShenzhen JDI Inc.へ社名変更。

 

高雄日立電子股份有限公司がKaohsiung Opto-Electronics Inc.へ社名変更。

 

旧(株)ジャパンディスプレイがソニー(株)、(株)東芝、(株)日立製作所よりそれぞれソニーモバイルディスプレイ(株)、東芝モバイルディスプレイ(株)、(株)日立ディスプレイズの全株式を取得。

2012年4月

(株)日立ディスプレイズが(株)ジャパンディスプレイイーストへ社名変更。

 

(株)日立ディスプレイプロダクツが(株)ジャパンディスプレイイーストプロダクツへ社名変更。

2012年7月

(株)ジャパンディスプレイイーストが素尼移動顕示器(蘇州)有限公司の全株式を取得。

2012年8月

素尼移動顕示器(蘇州)有限公司がSuzhou JDI Electronics Inc.へ社名変更。

2013年1月

(株)ジャパンディスプレイイーストを存続会社とし、同社の親会社である旧(株)ジャパンディスプレイ、旧(株)ジャパンディスプレイの子会社である(株)ジャパンディスプレイセントラル、(株)ジャパンディスプレイウェスト、及び(株)ジャパンディスプレイイーストの子会社である(株)ジャパンディスプレイイーストプロダクツを吸収合併する合併契約を締結。

2013年4月

上記合併を実施し、(株)ジャパンディスプレイイーストは(株)ジャパンディスプレイへ社名変更。本社を東京都港区へ移転。

2013年6月

Nanox Philippines Inc.の株式の81%を取得。

 

茂原工場において第6世代LTPS液晶ラインでの量産開始。

2014年3月

東京証券取引所市場第一部に株式を上場。(注)

 


まとめ

今回の記事では、ジャパンディスプレイの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。