イトーヨーギョーの年収は497万円｜年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】
最終更新日：
株式会社イトーヨーギョーは、兵庫県に本社を構える、ガラス・土石製品で事業を手掛ける企業です。 イトーヨーギョーの平均年収は497万円で、業界ランキング52位の平均年収となっています。 今回は、そんなイトーヨーギョーに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください！また、面接対策に役立つイトーヨーギョーの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね！
また、下記の記事では、イトーヨーギョーについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください！
おすすめコンテンツ
イトーヨーギョーの平均年収はいくら？
平均年収のサマリー
2022年度のイトーヨーギョーの平均年収は、497万円でした（有価証券報告書調べ）。全国平均の年収が614万円であることを考えると、
全国平均よりも低い水準となっています。
ここで、平均年収の推移をみてみましょう。
平均年収の推移
イトーヨーギョーの平均年収は直近7年間で、 +10.7%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。
年代別の平均年収
次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は331万円で、
30~34歳になると382万円と平均年収が51万円プラスとなります。
さらに、35~39歳になると435万円で、40~45歳になると465万円、40~45歳になると497万円となります。
そして、50~54歳になると537万円、55~59歳になると537万円となります。
※こちらの試算は、株式会社イトーヨーギョーが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている
賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。
詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。
ここまで、イトーヨーギョーの平均年収のサマリーについてみてきました。
しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。
イトーヨーギョーの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、
上位何位なのでしょうか？
それでは、ランキングについて確認をしていきましょう！
ランキング
業界内ランキング
イトーヨーギョーが属する業界である、「ガラス・土石製品」の上場企業平均年収は590万円でした。
そのため、イトーヨーギョーの平均年収は業界平均と比較をして
93万円低く、
業界内ランキングでは、65社中52位と比較的低い平均年収となっています。
次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう！
エリア内ランキング
イトーヨーギョーの本社がある兵庫県における上場企業の平均年収は587万円となります。
そのため、イトーヨーギョーの平均年収はエリア平均と比較をして
90万円低く、
エリア内ランキングでは、135社中106位と
比較的低い平均年収となっています。
以上、イトーヨーギョーの年収ランキングについて見てきました。
ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。
それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう！
イトーヨーギョーでキャリアを重ねると
ボーナスはどれくらい貰える？
イトーヨーギョーのボーナス額の平均値は、80万円でした。
同業種の業界平均が95万円であることから、
15万円程低い金額になっています。
出世するといくら貰える？
次に、イトーヨーギョーの役職別平均年収をみてみましょう。
係長の平均年収は616万円、
課長の平均年収は805万円、
部長の平均年収は971万円と、
同業界の平均と比較をして
比較的低い水準にあることが分かります。
イトーヨーギョーの生涯年収はいくら？
調査の結果、イトーヨーギョーの平均生涯年収は1.6億円でした。
全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、
イトーヨーギョーの生涯年収は
比較的低い水準となっています。
※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社イトーヨーギョーで働いたと仮定して算出しています。
イトーヨーギョーの従業員調査
ここまでイトーヨーギョーの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。
イトーヨーギョーの従業員数
有価証券報告書によると、イトーヨーギョーの従業員数は、134人でした。
ガラス・土石製品の従業情報員の平均従業員数が、859人であることから、
業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが54位（65社中）であることからも、
規模の比較的小さい企業であることが分かります。
イトーヨーギョーの従業員の平均勤続年数
有価証券報告書によると、イトーヨーギョーの平均勤続年数は、11.8年でした。
ガラス・土石製品の従業員の平均属年数が、16.0年であることから、
比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。
イトーヨーギョーの従業員平均年齢
有価証券報告書によると、イトーヨーギョーの従業員の平均年齢は、43.1歳でした。 ガラス・土石製品の従業員の平均年齢が、43.2歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。
イトーヨーギョーの事業展望
「せっかくイトーヨーギョーに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。
そのためにも、イトーヨーギョーが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。
また、それだけでなくイトーヨーギョーがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。
それでは一緒に事業展望を見ていきましょう！
イトーヨーギョーは、事業戦略として、「省エネルギーかつ環境にやさしいバイコン製法によるコンクリート製品の製造を基本として、開発→生産→販売→顧客という基本サイクルを効率よく回転させ、国の「安全・安心なまちづくり」や「環境にやさしい国づくり」という基本路線にマッチした市場の求める顧客満足度の高い製品を開発・製造・販売いたしている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。
- 官民各顧客に対し強みである付加価値の高い既存製商品の独自性・優位性を高める周知活動の徹底強化、知的財産権を活用した製商品開発、異業種連携による新たなネットワークの構築、保有する資産の更なる有効活用、それらを推進するための各種投資等を積極的に行っていく
- 売上に占める割合の高い公共事業への販売強化の取り組みにおいては、国土交通省の進める「選択と集中」を視野に入れ、「交通事故対策」「道路構造物の長寿命化」や「無電柱化の推進」そして、日本特有の課題である「予防的な治水対策、浸水対策」並びに「維持管理」等に焦点をしぼり、技術開発を強化している
- 企業に必要となる「持続可能な収益モデル」の早期確立、そして次のステップとして「新たなビジネスモデルのステージ」を描き、既存製品の進化だけではなく、常に新たな製品の開発と販売に挑戦することで更なる価値を生み出していくことに注力していく
業績分析
続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、イトーヨーギョーの将来性を分析していきしょう！
売上額から見るイトーヨーギョーの将来性
イトーヨーギョーは、主な事業として、コンクリート関連事業・建築設備機器関連事業・不動産関連事業を手がけています。
ここで、イトーヨーギョーの売上高推移についてみて見ましょう。
直近7年間の売上成長率は24.9%で、
高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、イトーヨーギョーの売上高ランキングは、
同業種で57位と
業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。
純利益から見るイトーヨーギョーの将来性
次に、イトーヨーギョーの純利益推移についてみてみましょう。
直近7年間の純利益成長率は1622.0%で、
高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、イトーヨーギョーの売上高ランキングは、
同業種で46位と
業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。
イトーヨーギョーの競合企業は？
イトーヨーギョーと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。
| 企業名 | 平均年収 | 事業内容 |
| 株式会社トーヨーアサノ | 595万円 | ガラス・土石製品 |
| 旭コンクリート工業株式会社 | 504万円 | ガラス・土石製品 |
| 株式会社スパンクリートコーポレーション | 552万円 | ガラス・土石製品 |
| 深川製磁株式会社 | 256万円 | ガラス・土石製品 |
| 株式会社エーアンドエーマテリアル | 608万円 | ガラス・土石製品 |
| 新東株式会社 | 409万円 | ガラス・土石製品 |
| 株式会社武井工業所 | 492万円 | ガラス・土石製品 |
| 不二硝子株式会社 | 466万円 | ガラス・土石製品 |
| 株式会社倉元製作所 | 299万円 | ガラス・土石製品 |
| 日本カーボン株式会社 | 748万円 | ガラス・土石製品 |
ガラス・土石製品業界の企業年収ランキングは？
イトーヨーギョーが属するガラス・土石製品業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、ガラス・土石製品業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください！
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 従業員数 |
| 1位 | 株式会社フジミインコーポレーテッド | 897万円 | 693人 |
| 2位 | アジアパイルホールディングス株式会社 | 861万円 | 13人 |
| 3位 | 株式会社ＭＡＲＵＷＡ | 812万円 | 343人 |
| 4位 | ＡＧＣ株式会社 | 800万円 | 7223人 |
| 5位 | 日本碍子株式会社 | 769万円 | 4382人 |
| 6位 | 日本電気硝子株式会社 | 748万円 | 1682人 |
| 7位 | 日本カーボン株式会社 | 748万円 | 175人 |
| 8位 | 日本板硝子株式会社 | 733万円 | 1692人 |
| 9位 | 太平洋セメント株式会社 | 729万円 | 1874人 |
| 10位 | ＴＯＴＯ株式会社 | 710万円 | 7984人 |
ガラス・土石製品業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください！
兵庫県の企業年収ランキングは？
イトーヨーギョーが属する兵庫県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、兵庫県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください！
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 従業員数 |
| 1位 | 西本Ｗｉｓｍｅｔｔａｃホールディングス株式会社 | 1074万円 | 50人 |
| 2位 | 川崎汽船株式会社 | 990万円 | 794人 |
| 3位 | ＪＣＲファーマ株式会社 | 887万円 | 797人 |
| 4位 | 株式会社アシックス | 865万円 | 972人 |
| 5位 | 兼松株式会社 | 857万円 | 795人 |
| 6位 | 株式会社タクマ | 856万円 | 958人 |
| 7位 | シスメックス株式会社 | 835万円 | 2259人 |
| 8位 | アサヒホールディングス株式会社 | 825万円 | 12人 |
| 9位 | 株式会社神戸新聞社 | 796万円 | 482人 |
| 10位 | 大和工業株式会社 | 794万円 | 68人 |
兵庫県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください！
企業データ
最後に、イトーヨーギョーの企業データについて調査した結果を記載します。
| 項目 | 詳細 |
| 会社名 | 株式会社イトーヨーギョー |
| 設立年月日 | 1950年 |
| 所在地 | 兵庫県神戸市中央区中山手通５丁目１番３号 |
| 代表取締役社長 | 代表取締役社長 畑 中 浩 |
| 業種 | ガラス・土石製品 |
イトーヨーギョーの歴史
歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 イトーヨーギョーの創設年は1950年で74年の社歴を持っており、 ガラス・土石製品の中では 比較的若い企業であると言えます。
年月 |
概要 |
1950年12月 |
創業者 故 伊藤 剛次が兵庫県明石市に建築資材の販売を目的として、株式会社伊藤商店を設立。 |
1953年５月 |
伊藤窯業建材株式会社に商号変更。 |
1958年７月 |
高圧工業株式会社を吸収合併。 |
1962年４月 |
高圧コンクリート工業株式会社に資本参加。 |
1964年６月 |
エコー電研工業株式会社(旧 恒菱株式会社（現 建築設備部）)に資本参加。 |
1966年４月 |
株式会社イトーヨーギョーに商号変更。 |
1967年９月 |
バイコン成型機をデンマークより導入し、バイコン製品の製造・販売を開始。 |
1969年12月 |
伊藤窯業株式会社に資本参加。 |
1971年６月 |
冷熱部門を恒菱株式会社（現 建築設備部）に営業譲渡。 |
1971年８月 |
恒菱株式会社（現 建築設備部）を子会社化。 |
1987年７月 |
輸入商品及び関連技術の全国への販売を開始。 |
1990年４月 |
加西工場、岡山工場が社団法人日本下水道協会のバイコンマンホール認定工場となる。 |
1995年４月 |
高圧コンクリート工業株式会社を吸収合併。 |
1996年３月 |
伊藤窯業株式会社を子会社化。 |
1997年４月 |
伊藤窯業株式会社を吸収合併。 |
1999年１月 |
大阪証券取引所市場第二部に上場。 |
2000年12月 |
大阪市北区中津に本社機能を移転。 |
2001年12月 |
道路分野へのコンクリート二次製品の販売を開始。 |
2005年７月 |
建設技術展2005近畿にて、ライン導水ブロック-F型(水路内蔵型歩道境界ブロック)が「注目技術賞」を受賞。 |
2005年12月 |
ヒュームセプター(ノンポイント汚染対策)の国内販売権を取得。 |
2007年１月 |
子会社の恒菱株式会社（現 建築設備部）を吸収合併。 |
2008年４月 |
畑中 浩が代表取締役社長に就任。 |
2008年11月 |
建設技術展2008近畿にて、ツイン側溝(排水性舗装対応 埋没管渠型側溝)が「注目技術賞」を受賞。 |
2009年４月 |
保有不動産を有効活用するため大阪市北区中津に不動産管理室(現 総務法務室)を設置。 |
2009年12月 |
建設技術展2009近畿にて、ヒュームセプター（ノンポイント汚染対策）が「注目技術賞」を受賞。 |
2011年４月 |
直販/見積受付サイトＩＴＯストアを開設。 |
2012年４月 |
海外商材の国内民間企業向け販売などの新事業チャンネルとして大阪市北区中津に開発営業部を設置。 |
2012年４月 |
ドルフィンウォーターケア(クーリングタワー循環水処理装置)の販売を開始。 |
2013年４月 |
投資家層の拡大及び株式流動性の向上を図るため、単元株式数を1,000株から100株に変更。 |
2013年４月 |
D.D.BOX (２階建て管路収納側溝)の販売を開始。 |
2013年７月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。 |
2015年３月 |
ブーツウェッジタイプが建設技術審査証明事業下水道技術第1407号を取得。 |
2015年４月 |
一般社団法人日本経済団体連合会に入会。 |
2017年４月 |
神戸営業所、建築設備部(神戸)を神戸市中央区中山手通に移転。 |
2020年12月 |
創業70周年を迎える。 |
2021年10月 |
建設技術展2021近畿にて、ペダループが「注目技術賞」を受賞。 |
まとめ
今回の記事では、イトーヨーギョーの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。
関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
- 【住宅設備業界研究｜2021年最新版】ESの書き方から面接対策まで徹底解説！
- 【ガラス業界研究｜2021年最新版】ESの書き方から面接対策まで徹底解説！
- 【ガラス業界ES書き方ガイド】読まれるESのポイントを徹底解説！
また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい！
【関連企業の年収を徹底調査】
- トーヨーアサノに就職すると年収はいくら？ | 就活生必見！年代・役職別年収や、業界ランキングを徹底調査！
- 旭コンクリート工業に就職すると年収はいくら？ | 就活生必見！年代・役職別年収や、業界ランキングを徹底調査！
- スパンクリートコーポレーションに就職すると年収はいくら？ | 就活生必見！年代・役職別年収や、業界ランキングを徹底調査！
- 深川製磁に就職すると年収はいくら？ | 就活生必見！年代・役職別年収や、業界ランキングを徹底調査！
- エーアンドエーマテリアルに就職すると年収はいくら？ | 就活生必見！年代・役職別年収や、業界ランキングを徹底調査！
- 新東に就職すると年収はいくら？ | 就活生必見！年代・役職別年収や、業界ランキングを徹底調査！
- 武井工業所に就職すると年収はいくら？ | 就活生必見！年代・役職別年収や、業界ランキングを徹底調査！
- 不二硝子に就職すると年収はいくら？ | 就活生必見！年代・役職別年収や、業界ランキングを徹底調査！
- 倉元製作所に就職すると年収はいくら？ | 就活生必見！年代・役職別年収や、業界ランキングを徹底調査！
- 日本カーボンに就職すると年収はいくら？ | 就活生必見！年代・役職別年収や、業界ランキングを徹底調査！
このサイトについて
各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。
出典
- 厚生労働省：毎月勤労統計調査（全国調査・地方調査）
- 厚生労働省：国民生活基礎調査
- 厚生労働省：賃金構造基本統計調査
- 厚生労働省：職業情報提供サイト（日本版O-NET）
- 国税庁：民間給与実態統計調査
- 総務省統計局：家計調査（家計収支）
- 人事院：職種別民間給与実態調査
- 金融庁：EDINET
- 厚生労働省発表：女性の活躍推進企業データベースオープンデータ