エノモトの年収は521万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

最終更新日:


エノモトの平均年収ランキングのまとめ

株式会社エノモトは、山梨県に本社を構える、電気機器で事業を手掛ける企業です。 エノモトの平均年収は521万円で、業界ランキング238位の平均年収となっています。 今回は、そんなエノモトに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つエノモトの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、エノモトについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


おすすめコンテンツ


エノモトの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のエノモトの平均年収は、521万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が624万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

エノモトの平均年収の推移

エノモトの平均年収は直近7年間で、 +7.9%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

エノモトの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は371万円で、 30~34歳になると428万円と平均年収が57万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると488万円で、40~45歳になると521万円40~45歳になると557万円となります。 そして、50~54歳になると602万円55~59歳になると601万円となります。

※こちらの試算は、株式会社エノモトが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、エノモトの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 エノモトの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

エノモトの業界内年収ランキング

エノモトが属する業界である、「電気機器」の上場企業平均年収は672万円でした。 そのため、エノモトの平均年収は業界平均と比較をして 151万円低く、 業界内ランキングでは、271社中238位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

エノモトのエリア内年収ランキング

エノモトの本社がある山梨県における上場企業の平均年収は569万円となります。
そのため、エノモトの平均年収はエリア平均と比較をして 48万円低く、 エリア内ランキングでは、15社中9位同程度の平均年収となっています。

以上、エノモトの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

エノモトでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

エノモトのボーナス額の平均値は、83万円でした。 同業種の業界平均が108万円であることから、 25万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

エノモトの役職別平均年収の比較

次に、エノモトの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は646万円、 課長の平均年収は844万円、 部長の平均年収は1018万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


エノモトの生涯年収はいくら?

エノモトの生涯年収ランキング

調査の結果、エノモトの平均生涯年収は1.8億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 エノモトの生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社エノモトで働いたと仮定して算出しています。


エノモトの従業員調査

ここまでエノモトの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

エノモトの従業員数

エノモトの従業員数比較

有価証券報告書によると、エノモトの従業員数は、499人でした。 電気機器の従業情報員の平均従業員数が、1955人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが140位(271社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

エノモトの従業員の平均勤続年数

エノモトの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、エノモトの平均勤続年数は、18.3年でした。 電気機器の従業員の平均属年数が、15.8年であることから、 一度エノモトに就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

エノモトの従業員平均年齢

エノモトの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、エノモトの従業員の平均年齢は、41.6歳でした。 電気機器の従業員の平均年齢が、43.5歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


エノモトの勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、エノモトの平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、エノモトの勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

エノモトにおける従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

エノモトの平均残業時間

エノモトの従業員の平均残業時間は、一月あたり15.0時間でした。 鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業の従業員の平均残業時間が、16.7時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

エノモトの従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で10.6日でした。 鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業の従業員の平均日数が、11.7日であることから、 比較的有給休暇をとりにくいことが分かります。

エノモトの長時間労働是正のための取組内容

エノモトは次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

・終業時には、メロディー「夕焼け小焼け」を社内に流して終業の雰囲気づくり。
・ICカードによる勤怠システムで従業員自身が所定外労働時間累積を一目で見ることができる。
・勤怠システムアラーム機能により、所定外労働時間が月20時間/月35時間に達すると管理者に通知される。

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


エノモトは女性にとって働きやすい?

エノモトが女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

エノモトにおける女性の育休取得率と女性従業員の割合

エノモトの女性の育休取得率

エノモトの女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業の女性従業員の育休取得率が平均92.8%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

エノモトの女性従業員の割合

エノモトの従業員に占める女性従業員の割合は、16.0%でした。 鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業の女性従業員の割合が平均15.1%であることから、 比較的女性従業員が多いことが分かります。


エノモトの事業展望

「せっかくエノモトに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、エノモトが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくエノモトがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

エノモトは、事業戦略として、「金属と樹脂の精密複合加工技術を強みとし、現状においても世界最小クラスの部品加工を実現しているが、今後も既存の技術を最大限に生かし常に最先端のデバイスの普及に寄与するほか、従前の事業のカテゴリーにとらわれず蓄積された技術力や生産能力及び品質管理能力を生かせる分野への進出とその準備について、積極的な投資を実施する」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 環境下、品質改善と製造コスト低減を目的とした製造工程の自動化・効率化とスマートファクトリーの実現に向けた取り組みをさらに力強く推進し、強みである金属と樹脂の精密複合加工技術をベースとして過去の枠組みにとらわれない新たな顧客の開拓を積極的に行い、全社一丸となって売上及び収益力の向上に努めている
  • 取引先及び従業員などのステークホルダーの信頼と理解を基礎とし、協力的気風を培い総力を結集して、企業としての安定性、成長性、収益性を高めることを重視しており、激しい国際競争が深まる中、いかなる事態にも迅速に対応でき得る強固な経営基盤を確立し、企業価値の最大化を目指し鋭意努力する所存である
  • 技術は貴重な経営資源であるものの、個人の経験や感覚に委ねられている部分も多くあることから、それらを客観的に分析しデジタルデータ化を進めることで技術の伝承と工程の自動化を促進し、金型技術の新たなステージへの進化を目指す

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、エノモトの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るエノモトの将来性

エノモトの売上高推移のグラフ

エノモトは、主な事業として、2022年3月31日現在を手がけています。 ここで、エノモトの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は55.2%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、エノモトの売上高ランキングは、 同業種で172位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。

純利益から見るエノモトの将来性

エノモトの純利益高推移のグラフ

次に、エノモトの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は40.6%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、エノモトの売上高ランキングは、 同業種で156位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


エノモトの競合企業は?

エノモトと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
SMK株式会社 645万円 電気機器
株式会社エンプラス 606万円 電気機器
株式会社サンコー 576万円 電気機器
リオン株式会社 741万円 電気機器
株式会社戸上電機製作所 571万円 電気機器
星和電機株式会社 622万円 電気機器
株式会社鈴木 562万円 電気機器
株式会社大日光・エンジニアリング 516万円 電気機器
イリソ電子工業株式会社 650万円 電気機器
船井電機株式会社 582万円 電気機器

電気機器業界の企業年収ランキングは?

エノモトが属する電気機器業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、電気機器業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社キーエンス 2279万円 2788人
2位 レーザーテック株式会社 1638万円 479人
3位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
4位 東京エレクトロン株式会社 1285万円 1771人
5位 ファナック株式会社 1248万円 4257人
6位 株式会社ワコム 1122万円 410人
7位 ソニーグループ株式会社 1101万円 2445人
8位 株式会社アクセル 1057万円 92人
9位 JALCOホールディングス株式会社 1040万円 9人
10位 株式会社アドバンテスト 1019万円 1986人

電気機器業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


山梨県の企業年収ランキングは?

エノモトが属する山梨県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、山梨県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ファナック株式会社 1248万円 4257人
2位 株式会社 トリケミカル研究所 765万円 201人
3位 株式会社 山梨中央銀行 609万円 1614人
4位 株式会社キトー 608万円 687人
5位 リバーエレテック株式会社 601万円 64人
6位 富士急行株式会社 563万円 187人
7位 株式会社オキサイド 550万円 264人
8位 株式会社プレミアムウォーターホールディングス 547万円 40人
9位 株式会社エノモト 521万円 499人
10位 株式会社クロスフォー 478万円 65人

山梨県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、エノモトの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社エノモト
会社ホームページ http://www.enomoto.co.jp/
所在地 山梨県上野原市上野原8154番地19
代表取締役社長 代表取締役社長  武内 延公
業種 電気機器
事業内容 IC・LED(発光ダイオード)・トランジスタ等のリードフレーム、コネクタ、リレー等の機構部品、打ち抜き・曲げ・モールド用各種精密金型の設計・製作

エノモトの歴史

歴史をもっと見る

年月

事項

1967年4月

精密金型の製作及び当該金型による電子部品等のプレス部品加工業を目的として、神奈川県津久井郡相模湖町(現 神奈川県相模原市緑区)に株式会社榎本製作所を設立。

1969年12月

業務拡張のため、山梨県北都留郡上野原町(現 山梨県上野原市)に上野原工場を新設。

1973年3月

神奈川県津久井郡相模湖町より山梨県北都留郡上野原町に本社を移転。

1987年4月

LED用リードフレームの拡販、金型部品加工の効率化を目的に山梨県塩山市(現 山梨県甲州市)に塩山工場(現 本社工場)を新設。

1990年7月

株式会社榎本製作所より株式会社エノモトに商号を変更。

1990年11月

日本証券業協会に店頭登録。

1991年6月

青森県五所川原市に株式会社津軽エノモト(現 津軽工場)を設立。

1995年3月

岩手県上閉伊郡大槌町に岩手工場を新設。

1995年8月

上野原工業団地内に上野原工場(現 本社工場)を移転。

1995年10月

フィリピン共和国カビテ州にENOMOTO PHILIPPINE MANUFACTURING Inc.を設立。(現 連結子会社)

1997年8月

株式会社岩手エノモト(現 岩手工場)を設立し、岩手工場を営業譲渡。

2000年11月

中華人民共和国香港にENOMOTO HONG KONG Co.,Ltd.を設立。(現 連結子会社)

2001年1月

2003年4月

中華人民共和国広東省中山市にZHONGSHAN ENOMOTO Co.,Ltd.を設立。(現 連結子会社)

本店所在地を山梨県北都留郡上野原市上野原8154番地19(現 山梨県上野原市上野原8154番地19)に変更。

2004年4月

子会社の株式会社津軽エノモトと株式会社岩手エノモトを吸収合併し、津軽工場及び岩手工場を設置。

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2010年4月

2013年7月

 

2015年10月

2015年12月

 

2017年12月

2018年11月

2022年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

塩山工場と上野原工場を統合し、本社工場を設置。

フィリピン共和国カビテ州にENOMOTO PHILIPPINE MANUFACTURING Inc.のカビテ第2工場を増
設。

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から同取引所市場第二部へ市場変更。

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、同取引所の市場第一部からプライム市場に移行。


まとめ

今回の記事では、エノモトの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。