第一三共の年収は1119万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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第一三共の平均年収ランキングのまとめ

第一三共株式会社は、東京都に本社を構える、医薬品で事業を手掛ける企業です。 第一三共の平均年収は1119万円で、業界ランキング8位の平均年収となっています。 今回は、そんな第一三共に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ第一三共の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、第一三共について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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第一三共の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2023年度の第一三共の平均年収は、1119万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が624万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

第一三共の平均年収の推移

第一三共の平均年収は直近9年間で、 +1.9%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

第一三共の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は746万円で、 30~34歳になると860万円と平均年収が114万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると980万円で、40~45歳になると1046万円40~45歳になると1119万円となります。 そして、50~54歳になると1209万円55~59歳になると1208万円となります。

※こちらの試算は、第一三共株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、第一三共の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 第一三共の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

第一三共の業界内年収ランキング

第一三共が属する業界である、「医薬品」の上場企業平均年収は777万円でした。 そのため、第一三共の平均年収は業界平均と比較をして 342万円高く、 業界内ランキングでは、85社中8位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

第一三共のエリア内年収ランキング

第一三共の本社がある東京都における上場企業の平均年収は664万円となります。
そのため、第一三共の平均年収はエリア平均と比較をして 455万円高く、 エリア内ランキングでは、2269社中99位比較的高い平均年収となっています。

以上、第一三共の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

第一三共でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

第一三共のボーナス額の平均値は、180万円でした。 同業種の業界平均が125万円であることから、 55万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

第一三共の役職別平均年収の比較

次に、第一三共の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は1388万円、 課長の平均年収は1814万円、 部長の平均年収は2188万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


第一三共の生涯年収はいくら?

第一三共の生涯年収ランキング

調査の結果、第一三共の平均生涯年収は3.6億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 第一三共の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで第一三共株式会社で働いたと仮定して算出しています。


第一三共の従業員調査

ここまで第一三共の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

第一三共の従業員数

第一三共の従業員数比較

有価証券報告書によると、第一三共の従業員数は、5756人でした。 医薬品の従業情報員の平均従業員数が、836人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが1位(85社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

第一三共の従業員の平均勤続年数

第一三共の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、第一三共の平均勤続年数は、20.3年でした。 医薬品の従業員の平均属年数が、11.2年であることから、 一度第一三共に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

第一三共の従業員平均年齢

第一三共の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、第一三共の従業員の平均年齢は、45.3歳でした。 医薬品の従業員の平均年齢が、43.6歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。

第一三共の離職率

第一三共の従業員の離職率

第一三共の10年以内の離職率は男性従業員が17.2%女性従業員が39.6%

でした。 化学工業の10年以内の平均離職率が、男性従業員が30.1%、女性従業員が41.0%であることから、 男女ともに比較的離職率が低いことが分かります。
※ 参考:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)を加工して作成


第一三共の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、第一三共の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、第一三共の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

第一三共における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

第一三共の平均残業時間

第一三共の従業員の平均残業時間は、一月あたり12.7時間でした。 化学工業の従業員の平均残業時間が、18.4時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

第一三共の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で14.3日でした。 化学工業の従業員の平均日数が、13.2日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。

第一三共の長時間労働是正のための取組内容

第一三共は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

【所定外労働の削減のための措置】
・深夜就業、休日就業の原則禁止
・労働時間適正化と健康障害防止の観点から長時間労働者への医師面接、業務改善計画書の作成と実行、上長との個別面談の実施
・勤務間インターバルの確保

【年次有給休暇の取得の促進のための措置】
・有給休暇取得促進日を設定し従業員へ周知
・有給休暇取得目標の設置と啓発、過重労働防止休暇の取得促進・奨励

【多様な労働条件の整備のための措置】
・フレックスタイム制(コアタイムなし)など柔軟な勤務体系の整備
・在宅勤務制度の導入
・所定就業時間外のグローバル会議の自宅参加許可

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


第一三共は女性にとって働きやすい?

第一三共が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

第一三共における女性の育休取得率と女性従業員の割合

第一三共の女性の育休取得率

第一三共の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 化学工業の女性従業員の育休取得率が平均94.2%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

第一三共の女性従業員の割合

第一三共の従業員に占める女性従業員の割合は、21.7%でした。 化学工業の女性従業員の割合が平均26.0%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。

第一三共の女性活躍を推進する取り組み

第一三共は次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

○女性のエンパワーメント原則(WEPs)への署名(2016年12月)
○イクボス企業同盟に加盟(2017年2月)

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


第一三共の事業展望

「せっかく第一三共に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、第一三共が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく第一三共がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

第一三共は、事業戦略として、「抗体医薬と薬物(低分子医薬)を適切なリンカーを介して結合させた医薬品で、がん細胞に発現している標的因子に結合する抗体医薬を介して薬物をがん細胞へ直接届けることで、薬物の全身曝露を抑えつつ、がん細胞への攻撃力を高めた薬剤」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • パーパス(存在意義)である「世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する」の実現に向けて、期待される社会課題の解決(革新的医薬品の創出、SDGsへの取り組みなど)を目指し、われわれの強みであるサイエンス&テクノロジーに基づき、イノベーティブなソリューション提供に挑戦し続ける
  • 取り組みに加え、注意すべき副作用の一つである間質性肺疾患(ILD)のモニタリングとリスク分析を通じた適正使用を促進するとともに、製品ポテンシャルに合わせて効率的かつ段階的に要員と供給キャパシティを拡大していく
  • 中長期的な企業価値へ影響を及ぼす重要度と、様々なステークホルダーを含む社会からの期待の両面から、8つの重要課題をマテリアリティとして特定し、事業に関わるマテリアリティと事業基盤に関わるマテリアリティに整理している

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、第一三共の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る第一三共の将来性

第一三共の売上高推移のグラフ

第一三共は、主な事業として、医薬事業を手がけています。 ここで、第一三共の売上高推移についてみて見ましょう。 直近9年間の売上成長率は88.9%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、第一三共の売上高ランキングは、 同業種で20位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る第一三共の将来性

第一三共の純利益高推移のグラフ

次に、第一三共の純利益推移についてみてみましょう。 直近9年間の純利益成長率は1644.4%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、第一三共の売上高ランキングは、 同業種で4位業界を牽引している企業となっています。


第一三共の競合企業は?

第一三共と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
アステラス製薬株式会社 1064万円 医薬品
久光製薬株式会社 692万円 医薬品
武田薬品工業株式会社 1105万円 医薬品
日本新薬株式会社 806万円 医薬品
小野薬品工業株式会社 947万円 医薬品
塩野義製薬株式会社 857万円 医薬品
持田製薬株式会社 810万円 医薬品
参天製薬株式会社 851万円 医薬品
中外製薬株式会社 1198万円 医薬品
千寿製薬株式会社 674万円 医薬品

医薬品業界の企業年収ランキングは?

第一三共が属する医薬品業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、医薬品業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 そーせいグループ株式会社 1541万円 41人
2位 株式会社モダリス 1385万円 3人
3位 シンバイオ製薬株式会社 1327万円 103人
4位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1270万円 19人
5位 中外製薬株式会社 1198万円 4903人
6位 株式会社ジーエヌアイグループ 1192万円 10人
7位 サンバイオ株式会社 1189万円 37人
8位 第一三共株式会社 1119万円 5756人
9位 武田薬品工業株式会社 1105万円 5149人
10位 アンジェス株式会社 1093万円 40人

医薬品業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

第一三共が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2478万円 206人
3位 ヒューリック株式会社 1907万円 222人
4位 株式会社ドリームインキュベータ 1776万円 120人
5位 株式会社光通信 1682万円 7人
6位 インテグラル株式会社 1657万円 71人
7位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
8位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
9位 そーせいグループ株式会社 1541万円 41人
10位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、第一三共の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 第一三共株式会社
会社ホームページ http://www.daiichisankyo.co.jp/
所在地 東京都中央区日本橋本町3丁目5番1号
代表取締役社長 代表取締役社長  眞鍋 淳
業種 医薬品
事業内容 医療用医薬品の研究開発、製造、販売等

第一三共の歴史

歴史をもっと見る

2005年2月

三共株式会社及び第一製薬株式会社(以下「両社」という。)が、株式移転により完全親会社である共同持株会社を設立し、両社がその完全子会社となる経営統合に基本合意

2005年5月

両社の取締役会で当社設立を決議し、経営統合契約を締結

2005年6月

両社の定時株主総会において当社設立を承認

2005年9月

当社設立

東京証券取引所第一部に株式を上場

2005年12月

第一三共ヘルスケア株式会社を設立

2006年3月

米国において三共ファルマInc.(存続会社)と第一ファーマ・ホールディングスInc.、第一ファーマシューティカルCorp.及び第一メディカル・リサーチInc.が合併、第一三共Inc.に商号変更

2006年4月

ゼファーマ株式会社の全株式をアステラス製薬株式会社より取得

2006年7月

欧州において三共ファルマGmbH(含グループ各社)の商号を、第一三共ヨーロッパGmbH(グループ)に変更

2007年4月

当社が三共株式会社及び第一製薬株式会社を吸収合併

2007年4月

第一三共ヘルスケア株式会社がゼファーマ株式会社を吸収合併

2008年11月

ランバクシー・ラボラトリーズLtd.の株式取得により同社グループを子会社化

2010年4月

第一三共エスファ株式会社を設立

2011年4月

北里第一三共ワクチン株式会社を設立

2011年4月

プレキシコンInc.の株式取得により同社を子会社化

2011年11月

第一三共(中国)投資有限公司を設立

2012年4月

ジャパンワクチン株式会社を設立

2014年11月

アンビット・バイオサイエンシズCorp.の株式取得により同社を子会社化

2015年3月

ランバクシー・ラボラトリーズLtd.がサン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.に吸収合併されたことにより、同社グループを連結の範囲から除外

2017年11月

北里第一三共ワクチン株式会社の全株式取得により同社を完全子会社化

   2018年8月

 第一三共バイオテック株式会社を設立

   2019年1月

 ルイトポルド・ファーマシューティカルズInc.の会社名をアメリカン・リージェントInc.に変更

   2019年4月

 ジャパンワクチン株式会社を解散

   2022年4月

 東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行


まとめ

今回の記事では、第一三共の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。