ダイハツ工業の年収は651万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】
最終更新日:
ダイハツ工業株式会社は、大阪府に本社を構える、内国法人・組合(有価証券報告書等の提出義務者以外)で事業を手掛ける企業です。 ダイハツ工業の平均年収は651万円で、業界ランキング14位の平均年収となっています。 今回は、そんなダイハツ工業に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つダイハツ工業の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!
また、下記の記事では、ダイハツ工業について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!
おすすめコンテンツ
ダイハツ工業の平均年収はいくら?
平均年収のサマリー
2016年度のダイハツ工業の平均年収は、651万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が624万円であることを考えると、
全国平均よりも高い水準となっています。
ここで、平均年収の推移をみてみましょう。
平均年収の推移
ダイハツ工業の平均年収は直近1年間で、 0.0%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。
年代別の平均年収
次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は478万円で、
30~34歳になると541万円と平均年収が63万円プラスとなります。
さらに、35~39歳になると605万円で、40~45歳になると651万円、40~45歳になると688万円となります。
そして、50~54歳になると724万円、55~59歳になると716万円となります。
※こちらの試算は、ダイハツ工業株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている
賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。
詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。
ここまで、ダイハツ工業の平均年収のサマリーについてみてきました。
しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。
ダイハツ工業の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、
上位何位なのでしょうか?
それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!
ランキング
業界内ランキング
ダイハツ工業が属する業界である、「内国法人・組合(有価証券報告書等の提出義務者以外)」の上場企業平均年収は623万円でした。
そのため、ダイハツ工業の平均年収は業界平均と比較をして
28万円高く、
業界内ランキングでは、48社中14位と比較的高い平均年収となっています。
次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!
エリア内ランキング
ダイハツ工業の本社がある大阪府における上場企業の平均年収は640万円となります。
そのため、ダイハツ工業の平均年収はエリア平均と比較をして
11万円高く、
エリア内ランキングでは、485社中202位と
同程度の平均年収となっています。
以上、ダイハツ工業の年収ランキングについて見てきました。
ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。
それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!
ダイハツ工業でキャリアを重ねると
ボーナスはどれくらい貰える?
ダイハツ工業のボーナス額の平均値は、104万円でした。
同業種の業界平均が100万円であることから、
4万円程高い金額になっています。
出世するといくら貰える?
次に、ダイハツ工業の役職別平均年収をみてみましょう。
係長の平均年収は807万円、
課長の平均年収は1055万円、
部長の平均年収は1273万円と、
同業界の平均と比較をして
比較的高い水準にあることが分かります。
ダイハツ工業の生涯年収はいくら?
調査の結果、ダイハツ工業の平均生涯年収は2.2億円でした。
全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、
ダイハツ工業の生涯年収は
比較的高い水準となっています。
※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳までダイハツ工業株式会社で働いたと仮定して算出しています。
ダイハツ工業の従業員調査
ここまでダイハツ工業の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。
ダイハツ工業の従業員数
有価証券報告書によると、ダイハツ工業の従業員数は、11154人でした。
内国法人・組合(有価証券報告書等の提出義務者以外)の従業情報員の平均従業員数が、1334人であることから、
業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが2位(48社中)であることからも、
かなり規模の大きい企業であることが分かります。
ダイハツ工業の従業員の平均勤続年数
有価証券報告書によると、ダイハツ工業の平均勤続年数は、17.1年でした。
内国法人・組合(有価証券報告書等の提出義務者以外)の従業員の平均属年数が、13.2年であることから、
一度ダイハツ工業に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。
ダイハツ工業の従業員平均年齢
有価証券報告書によると、ダイハツ工業の従業員の平均年齢は、38.3歳でした。 内国法人・組合(有価証券報告書等の提出義務者以外)の従業員の平均年齢が、41.6歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。
ダイハツ工業の勤務環境はブラック?それともホワイト?
ここまで、ダイハツ工業の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、ダイハツ工業の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!
ダイハツ工業の平均残業時間
ダイハツ工業の従業員の平均残業時間は、一月あたり22.5時間でした。 輸送用機械器具製造業の従業員の平均残業時間が、18.8時間であることから、 比較的残業時間が長いことが分かります。
ダイハツ工業の有給休暇の取得日数
ダイハツ工業の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で18.7日でした。 輸送用機械器具製造業の従業員の平均日数が、14.2日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。
ダイハツ工業は女性にとって働きやすい?
ダイハツ工業が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!
ダイハツ工業の女性の育休取得率
ダイハツ工業の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 輸送用機械器具製造業の女性従業員の育休取得率が平均89.9%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。
ダイハツ工業の女性従業員の割合
ダイハツ工業の従業員に占める女性従業員の割合は、7.8%でした。 輸送用機械器具製造業の女性従業員の割合が平均14.3%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。
ダイハツ工業の事業展望
「せっかくダイハツ工業に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。
そのためにも、ダイハツ工業が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。
また、それだけでなくダイハツ工業がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。
それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!
ダイハツ工業は、事業戦略として、「従来自動車メーカーが単独で対応してきた技術開発・商品開発のスピードとリソーセスを大きく超えると想定され、加えて、異業種による自動車産業への進出も増加してくるものと思われる」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。
- 近年、自動車産業を取り巻く環境は大きく変化しており、自動車開発に求められる技術は、高度化・複雑化・多様化が進んでいる
- 環境の中で、今後も、持続的な成長を果たしていくために、主に2つの課題を克服する必要がある
- ひとつは、今後成長著しい新興国における、新たな事業展開である
業績分析
続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、ダイハツ工業の将来性を分析していきしょう!
売上額から見るダイハツ工業の将来性
ダイハツ工業は、主な事業として、国内・海外を手がけています。
ここで、ダイハツ工業の売上高推移についてみて見ましょう。
直近1年間の売上成長率は0.0%で、
成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、ダイハツ工業の売上高ランキングは、
同業種で10位と
業界を牽引している企業となっています。
純利益から見るダイハツ工業の将来性
次に、ダイハツ工業の純利益推移についてみてみましょう。
直近1年間の純利益成長率は0.0%で、
成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、ダイハツ工業の売上高ランキングは、
同業種で3位と
業界を牽引している企業となっています。
ダイハツ工業の競合企業は?
ダイハツ工業と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。
企業名 | 平均年収 | 事業内容 |
内国法人・組合(有価証券報告書等の提出義務者以外)業界の企業年収ランキングは?
ダイハツ工業が属する内国法人・組合(有価証券報告書等の提出義務者以外)業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、内国法人・組合(有価証券報告書等の提出義務者以外)業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!
順位 | 企業名 | 平均年収 | 従業員数 |
1位 | インテグラル株式会社 | 1657万円 | 71人 |
2位 | 株式会社MBSメディアホールディングス | 1344万円 | 627人 |
3位 | 野村證券株式会社 | 1087万円 | 13030人 |
4位 | 田辺三菱製薬株式会社 | 846万円 | 4111人 |
5位 | Aホールディングス株式会社 | 770万円 | 2457人 |
6位 | 日本合成化学工業株式会社 | 740万円 | 1075人 |
7位 | 株式会社キリン堂ホールディングス | 734万円 | 7人 |
8位 | 和光純薬工業株式会社 | 727万円 | 1360人 |
9位 | 大鉄工業株式会社 | 719万円 | 1129人 |
10位 | ミサワホーム株式会社 | 709万円 | 2605人 |
内国法人・組合(有価証券報告書等の提出義務者以外)業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!
大阪府の企業年収ランキングは?
ダイハツ工業が属する大阪府において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、大阪府における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!
順位 | 企業名 | 平均年収 | 従業員数 |
1位 | 株式会社キーエンス | 2279万円 | 2788人 |
2位 | 日本商業開発株式会社 | 1718万円 | 60人 |
3位 | 伊藤忠商事株式会社 | 1627万円 | 4215人 |
4位 | 株式会社MBSメディアホールディングス | 1344万円 | 627人 |
5位 | 朝日放送グループホールディングス株式会社 | 1253万円 | 72人 |
6位 | サントリーホールディングス株式会社 | 1133万円 | 1267人 |
7位 | 株式会社朝日新聞社 | 1113万円 | 3619人 |
8位 | 武田薬品工業株式会社 | 1105万円 | 5149人 |
9位 | アンジェス株式会社 | 1093万円 | 40人 |
10位 | 長瀬産業株式会社 | 1029万円 | 892人 |
大阪府に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!
企業データ
最後に、ダイハツ工業の企業データについて調査した結果を記載します。
項目 | 詳細 |
会社名 | ダイハツ工業株式会社 |
所在地 | 大阪府池田市ダイハツ町1番1号 |
代表取締役社長 | 奥平 総一郎 |
業種 | 内国法人・組合(有価証券報告書等の提出義務者以外) |
事業内容 | 自動車、産業車両、その他各種車両およびその部品の製造、販売、賃貸および修理など |
ダイハツ工業の歴史
年月 | 沿革 |
明治40年3月 | 内燃機関の製作と販売を目的として「発動機製造株式会社」設立(資本金200千円) |
昭和5年12月 | 三輪自動車発売(ダイハツ1号車) |
昭和8年6月 | 東京出張所開設〔現東京支社〕 |
昭和12年4月 | 小型四輪自動車発売 |
昭和14年5月 | 池田第一工場操業開始〔現本社(池田)工場第1地区〕 |
昭和26年12月 | 社名を「ダイハツ工業株式会社」に改称 |
昭和32年8月 | 軽三輪自動車発売 |
昭和33年11月 | 小型貨物車発売 |
昭和35年6月 | 「株式会社ダイハツ前橋製作所」〔現ダイハツ九州株式会社(連結子会社)〕設立 |
昭和35年10月 | 軽貨物車発売 |
昭和36年6月 | 池田第二工場操業開始〔現本社(池田)工場第2地区〕 |
昭和39年2月 | 大衆乗用車発売 |
昭和40年3月 | 本社事務所、池田市に完成〔現本社〕 |
昭和41年5月 | ディーゼル機関の製造販売部門を分離し「ダイハツディーゼル株式会社」設立 |
昭和41年11月 | 軽乗用車発売 |
昭和42年11月 | トヨタ自動車工業株式会社およびトヨタ自動車販売株式会社(両社は昭和57年7月合併、現トヨタ自動車株式会社)と業務提携 |
昭和43年6月 | 販売・サービス部門を分離し「ダイハツ自動車販売株式会社」設立 |
昭和45年11月 | 旭工業株式会社を合併(新資本金183億円) |
昭和47年3月 | 多田工場を工機専門工場として操業開始 |
昭和48年4月 | 京都工場を大衆乗用車専門工場として操業開始 |
昭和49年4月 | 滋賀(竜王)工場操業開始〔現滋賀(竜王)工場第1地区〕 |
昭和54年10月 | 海外生産工場「P.T.ダイハツ・インドネシア」操業開始 |
昭和56年5月 | 「ダイハツ信販株式会社」〔連結子会社〕設立 |
昭和56年7月 | 「ダイハツ自動車販売株式会社」を合併(新資本金189億5,000万円) |
昭和60年5月 | 海外生産工場「P.T.ダイハツ・エンジン・マニュファクチャリング・インドネシア」操業開始 |
平成元年1月 | 滋賀新工場操業開始〔現滋賀(竜王)工場第2地区〕 |
平成4年1月 | 海外生産工場「P.T.ダイハツ・インドネシア」は、「P.T.ダイハツ・エンジン・マニュファクチャリング・インドネシア」および現地販売会社を吸収合併〔現アストラ・ダイハツ・モーター株式会社(現連結子会社)〕 |
平成10年9月 | 京都工場「ISO14001」認証取得 |
平成12年2月 | 本社(池田)工場「ISO14001」認証取得 |
平成12年3月 | 滋賀(竜王)第一・第二工場〔現滋賀(竜王)工場第1・第2地区〕「ISO14001」認証取得 |
平成14年1月 | マレーシアで持株会社「プロドゥア・オート・コーポレーション株式会社」〔現連結子会社〕業務開始 |
平成15年12月 | インドネシアのアストラ・ダイハツ・モーター株式会社〔連結子会社〕でトヨタ自動車株式会社との共同開発車「セニア」(ダイハツ車)・「アバンザ」(トヨタ車)の生産を開始 |
平成16年11月 | ダイハツ車体株式会社〔現ダイハツ九州株式会社〕の大分(中津)工場操業開始 |
平成20年8月 | ダイハツ九州株式会社の久留米工場操業開始 |
平成24年10月 | アストラ・ダイハツ・モーター株式会社のカラワン アッセンブリー プラント操業開始 |
平成25年4月 | 当社の連結子会社であるプロドゥア・オート・コーポレーション株式会社ほかの出資により「プロドゥア・グローバル・マニュファクチャリング株式会社」〔連結子会社〕設立 |
平成25年9月 | インドネシアのアストラ・ダイハツ・モーター株式会社〔連結子会社〕でインドネシア政府が発表したLCGC(Low Cost Green Car)政策に対応するモデルとして、「アイラ」(ダイハツ車)・「アギア」(トヨタ車)の生産を開始 |
平成26年8月 | マレーシアのプロドゥア・グローバル・マニュファクチャリング株式会社〔連結子会社〕でEEV(Energy Efficient Vehicle)政策に対応するモデルとして、「アジア」の生産を開始 |
平成28年1月 | トヨタ自動車株式会社を株式交換完全親会社、当社を株式交換完全子会社とする株式交換契約の締結 |
まとめ
今回の記事では、ダイハツ工業の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。
関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!
【関連企業の年収を徹底調査】
このサイトについて
各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。
出典
- 厚生労働省:毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査)
- 厚生労働省:国民生活基礎調査
- 厚生労働省:賃金構造基本統計調査
- 厚生労働省:職業情報提供サイト(日本版O-NET)
- 国税庁:民間給与実態統計調査
- 総務省統計局:家計調査(家計収支)
- 人事院:職種別民間給与実態調査
- 金融庁:EDINET
- 厚生労働省発表:女性の活躍推進企業データベースオープンデータ