サイボウズの年収は663万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【2024年最新版】

最終更新日:


サイボウズの平均年収ランキングのまとめ

サイボウズ株式会社は、東京都に本社を構える、情報・通信業で事業を手掛ける企業です。 サイボウズの平均年収は663万円で、業界ランキング203位の平均年収となっています。 今回は、そんなサイボウズに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つサイボウズの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、サイボウズについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


おすすめコンテンツ


サイボウズの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2024年度のサイボウズの平均年収は、663万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が624万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

サイボウズの平均年収の推移

サイボウズの平均年収は直近8年間で、 +13.7%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

サイボウズの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は470万円で、 30~34歳になると570万円と平均年収が100万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると663万円で、40~45歳になると752万円40~45歳になると822万円となります。 そして、50~54歳になると917万円55~59歳になると982万円となります。

※こちらの試算は、サイボウズ株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、サイボウズの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 サイボウズの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

サイボウズの業界内年収ランキング

サイボウズが属する業界である、「情報・通信業」の上場企業平均年収は651万円でした。 そのため、サイボウズの平均年収は業界平均と比較をして 12万円高く、 業界内ランキングでは、555社中203位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

サイボウズのエリア内年収ランキング

サイボウズの本社がある東京都における上場企業の平均年収は664万円となります。
そのため、サイボウズの平均年収はエリア平均と比較をして 1万円低く、 エリア内ランキングでは、2269社中975位同程度の平均年収となっています。

以上、サイボウズの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

サイボウズでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

サイボウズのボーナス額の平均値は、106万円でした。 同業種の業界平均が104万円であることから、 2万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

サイボウズの役職別平均年収の比較

次に、サイボウズの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は822万円、 課長の平均年収は1075万円、 部長の平均年収は1296万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


サイボウズの生涯年収はいくら?

サイボウズの生涯年収ランキング

調査の結果、サイボウズの平均生涯年収は2.6億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 サイボウズの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳までサイボウズ株式会社で働いたと仮定して算出しています。


サイボウズの従業員調査

ここまでサイボウズの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

サイボウズの従業員数

サイボウズの従業員数比較

有価証券報告書によると、サイボウズの従業員数は、1003人でした。 情報・通信業の従業情報員の平均従業員数が、563人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが64位(555社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

サイボウズの従業員の平均勤続年数

サイボウズの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、サイボウズの平均勤続年数は、5.7年でした。 情報・通信業の従業員の平均属年数が、8.3年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

サイボウズの従業員平均年齢

サイボウズの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、サイボウズの従業員の平均年齢は、35.3歳でした。 情報・通信業の従業員の平均年齢が、38.9歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


サイボウズは女性にとって働きやすい?

サイボウズの女性活躍を推進する取り組み

サイボウズは次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

https://cybozu.co.jp/company/awards/

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


サイボウズの事業展望

「せっかくサイボウズに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、サイボウズが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくサイボウズがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

サイボウズは、事業戦略として、「重要な意思決定においては多角的かつ多面的な視点での議論が重要となるが、公明正大」や「議論」を尊重する考えに基づき、監査役を含む全役職員が経営会議にいつでも参加、議論することができることとしている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 意思決定のみならず、日々の業務においても情報の公開と共有がなされているとともに、「質問責任」や「説明責任」、「議論」を歓迎する等の、企業風土醸成も同時に行い、極めて透明性の高い意思決定プロセスとなるよう改善を続けている
  • 重点的に注力してきた米国市場に加えて、中華圏、東南アジア、オーストラリア、台湾など世界各地にエコシステムを広げるため、グローバルに横展開できるモデルを作りながら、現地パートナー企業の開拓・連携強化や拠点開拓を進めていく
  • マーケティング活動では、認知獲得を目的とした広告展開をしてまいりましたが、今後は、これまでの活動の成果をもとに、より効果的な広告施策に注力し、認知度向上及び製品理解促進に取り組んでいく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、サイボウズの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るサイボウズの将来性

サイボウズの売上高推移のグラフ

サイボウズは、主な事業として、を手がけています。 ここで、サイボウズの売上高推移についてみて見ましょう。 直近8年間の売上成長率は217.6%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、サイボウズの売上高ランキングは、 同業種で131位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るサイボウズの将来性

サイボウズの純利益高推移のグラフ

次に、サイボウズの純利益推移についてみてみましょう。 直近8年間の純利益成長率は1579.9%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、サイボウズの売上高ランキングは、 同業種で84位業界を牽引している企業となっています。


サイボウズの競合企業は?

サイボウズと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
トレンドマイクロ株式会社 883万円 情報・通信業
株式会社KSK 510万円 情報・通信業
株式会社ソリトンシステムズ 650万円 情報・通信業
株式会社ウェザーニューズ 624万円 情報・通信業
株式会社 構造計画研究所 876万円 情報・通信業
ピー・シー・エー株式会社 687万円 情報・通信業
株式会社アイネット 576万円 情報・通信業
株式会社エヌアイデイ 542万円 情報・通信業
ジャパンシステム株式会社 552万円 情報・通信業
株式会社AOI Pro. 701万円 情報・通信業

情報・通信業業界の企業年収ランキングは?

サイボウズが属する情報・通信業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、情報・通信業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社光通信 1682万円 7人
2位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人
3位 株式会社TBSホールディングス 1449万円 111人
4位 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 1427万円 27人
5位 株式会社テレビ朝日ホールディングス 1421万円 77人
6位 日本テレビホールディングス株式会社 1379万円 199人
7位 ソフトバンクグループ株式会社 1322万円 255人
8位 株式会社ジャストシステム 1309万円 316人
9位 株式会社スカパーJSATホールディングス 1271万円 27人
10位 朝日放送グループホールディングス株式会社 1253万円 72人

情報・通信業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

サイボウズが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2478万円 206人
3位 ヒューリック株式会社 1907万円 222人
4位 株式会社ドリームインキュベータ 1776万円 120人
5位 株式会社光通信 1682万円 7人
6位 インテグラル株式会社 1657万円 71人
7位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
8位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
9位 そーせいグループ株式会社 1541万円 41人
10位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、サイボウズの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 サイボウズ株式会社
会社ホームページ https://cybozu.co.jp/company/work-style/
所在地 東京都中央区日本橋2丁目7番1号
代表取締役社長 代表取締役社長 青 野 慶 久
業種 情報・通信業
事業内容 グループウェアの開発、販売、運用

サイボウズの歴史

歴史をもっと見る

1997年8月

愛媛県松山市にサイボウズ株式会社設立

1997年10月

「サイボウズ Office」シリーズ発売

1998年12月

事業拡大のため、大阪市北区茶屋町に本社機能移転

1999年12月

事業拡大のため、大阪市北区梅田に本社機能移転

2000年5月

東京オフィス設置開設

2000年8月

東京証券取引所マザーズ上場

2000年12月

事業拡大のため、東京都文京区後楽に本社機能移転

2002年3月

東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2002年9月

大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン」発売開始

2005年5月

「サイボウズファイナンス有限会社」を設立

2005年7月

「サイボウズファイナンス有限会社」が「株式会社インフォニックス」を買収し、その後両社は合併し存続会社を「株式会社インフォニックス」(連結子会社)とする

2005年8月

サイボウズの研究所としてテクノロジーを追求すべく「サイボウズ・ラボ株式会社」(連結子会社)を設立
「クロス・ヘッド株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

2005年11月

「cybozu.net(サイボウズ・ドットネット)株式会社」(持分法適用関連会社)を設立

2005年12月

「ユミルリンク株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

2006年3月

「フィードパス株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

2006年5月

「サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

「株式会社ブリングアップ」(連結子会社)の株式を取得、子会社化
大阪オフィス開設

2006年6月

「株式会社ジェイヤド」(連結子会社)の株式を取得、子会社化
「インテグラート・ビジネスシステム株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化
「沖縄クロス・ヘッド株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

2006年7月

東京証券取引所市場第一部へ市場変更

2007年5月

「才望子信息技術(上海)有限公司」(中国現地法人)を設立

2007年7月

「フィードパス株式会社」の第三者割当増資に伴い、連結子会社から持分法適用関連会社へ異動

2008年1月

「クロス・ヘッド株式会社」の株式を一部売却し連結の範囲から除外
「沖縄クロス・ヘッド株式会社」を連結子会社から持分法適用関連会社へ異動

2008年3月

「沖縄クロス・ヘッド株式会社」の株式を一部売却し、持分法適用関連会社の範囲から除外
松山オフィス開設

2008年12月

「Cybozu Vietnam Co., Ltd.」(ベトナム現地法人)を設立

2009年1月

連結子会社の「インテグラート・ビジネスシステム株式会社」が「サイボウズ総合研究所株式会社」へ社名変更

2009年5月

「株式会社インフォニックス」の株式を一部売却し、連結の範囲から除外

2009年12月

「フィードパス株式会社」の第三者割当増資に伴い、持分法適用関連会社の範囲から除外
「株式会社ブリングアップ」の株式を売却し、連結の範囲から除外

2010年2月

重要性の向上により「才望子信息技術(上海)有限公司」(中国現地法人)を連結子会社化

2010年6月

「サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社」の全事業を売却し、特別清算の手続き開始に伴い、連結の範囲から除外

2010年8月

「サイボウズスタートアップス株式会社」を設立し、連結子会社化

2011年1月

重要性の低下により「株式会社ジェイヤド」を連結の範囲から除外

 

「cybozu.net(サイボウズ・ドットネット)株式会社」を吸収合併

2011年2月

「ユミルリンク株式会社」の全株式を売却し、連結の範囲から除外

 

重要性の向上により「Cybozu Vietnam Co.,Ltd.」(ベトナム現地法人)を連結子会社化

2011年8月

「CYBOZU CORPORATION」(米国現地法人)を設立し、連結子会社化

2011年11月

独自開発クラウド基盤「cybozu.com」上でサービス提供開始(「kintone」「サイボウズ Office on cybozu.com」「Garoon on cybozu.com」「メールワイズ on cybozu.com」を順次発売開始)

 


まとめ

今回の記事では、サイボウズの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。